【高山~奥飛騨】その山追いかけて駆けて行くわ - 最新ネタ
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しらたき

しらたき

新時代最初の旅は毎年恒例となった「高級温泉旅行」。新時代、そして路地裏見聞録新章の第一歩に相応しい題材に路地裏見聞録の運の巡りの良さを感じさせる。流れというものは自分から掴み取らなければならない。餌のない針を垂らしていたところで大きい魚など獲れるわけがないのだ。

【第364話】岐阜県高山市 飛騨高山レトロミュージアム




というわけで始まった温泉旅行。天気に一抹の不安はあったものの「太陽神てけテケがおるので大丈夫だろう」と、冗談なのか本当に頼りにしているのかわからないぐらいの気分で天候の先行きを友人に任す。

集合した土岐市駅より北陸自動車道に乗り、快調に飛ばしてひるがの高原SAで暫しの休憩を取る。



展望台の如く盛られた高台からはひるがの高原、ダイナランド、高鷲スノーパーク方面を眺めることができる。
人間のレジャーのために削られ露出した土が土砂崩れのようで実に汚らしい。



斯くて高山市に到着。高山西IC~飛騨清見ICが工事で通れなかったため予定よりも時間がかかってしまったが然程気になるレベルでもなかった。
先ずは飛騨・高山観光コンベンション協会へお邪魔する。



ここには飛騨高山温泉の擬人化、高山匠美の等身大パネルがおるので撮影しに来たのである。

温泉むすめ公式サイト

「温泉むすめ」は日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと声を担当する声優たちが、全国の温泉地を盛り上げるべく、歌と踊りで人々に“笑顔と癒し”を与える「アイドル活動」を行う次元を超えたプロジェクト





缶バッジも売っているので記念に買っていこう。

それにしても古い町並みがあるとはいえ、はっきり言って温泉部門で知名度では下呂、質では奥飛騨に劣り岐阜県下むすめレースでは長良川と最下位を争っているような気がしてならない。
公式1コマ漫画の漫画家「らぐほのえりか」氏がデザイン担当なのである意味では恵まれているが、標高1,800m、通年営業で日本一高所に湧く温泉地「濁河温泉」や温泉雑誌で5年連続1位を取った湯華の郷や今や大人気スポットと化した道の駅池田温泉を有する「池田温泉」がやってきたらどうなってしまうのか。それにしてもホンマ岐阜のポテンシャルの高さは素晴らしいですね。



続いてEaTown飛騨高山。こっちにも高山匠美のパネルがあるので撮影しておく。こちらは氷菓色が若干強め。これでも全盛期と比べだいぶ薄まったほうではあるが、温泉むすめとアニメツーリズムが来たことで火は消えることなく燻り続けている感じ。





中でもまるっとプラザは氷菓交流コーナーを設け、中田中央薬品も店内に小規模ながら氷菓コーナーを作っていたりする。根強い人気だ。



続いてやってきたのは飛騨高山レトロミュージアム
昭和なものをあるだけ突っ込んだ博物館のような場所。似たような場所として2年前の5月(【第288話】飛騨国ランデヴー)に高山昭和館へ行ったが、あちらとの最大の違いは学校給食が食べられることである。





364v.jpg

ただねー、その学校給食も日曜の昼飯時だと席が空かずありつけない。
そして館内はウナギの寝床のように狭い。休日じゃ人が多くてちょっと利用し辛いね。そう思うと高山昭和館に軍配が上がるかな。

レシートがあれば再入場が何度でも可能なので、空いた時間を見計って再入場すれば給食も食べられるんだろうけど、残念ながら後ろに予定が詰まっているので断念せざるを得なかった。残念。



ノリのいい人は好きだよ、ワシは絶対にやらんけどね。



旅行者がワシだけなら「ケチが付いた」「どうせ腹減ってないし計画を前倒ししよう」になるのだが、このグループ、ワシ以外は結構食う人間ばかりなので急遽食べられそうな店を探すことになった。
そんで見つけたのが神明駐車場の向かいにあるCafe Terrier Ai喫茶店はいいね、種類が多いから大体希望が通る。
周りが大盛や定食を注文する中、飛騨牛串1本と高山ラーメン(小)だけという潔さ。相変わらず旅行先では麺類しか食べないという訳のわからんポリシーだけはピンピンしとろうが体をぶっ壊そうがブレることがない。我ながら素晴らしい(爆)。

【第365話】岐阜県高山市 奥飛騨クマ牧場




13時を回ったので予定通り国道158号を通って奥飛騨温泉郷へと向かう。
それにしても道中矢鱈と信州大学ヒッチハイクサークルの一行を見かけた。
乗せるような気持ちの余裕もないし「どうせ乗れなかったら乗れなかったで高速バス松本線で帰るんじゃろ?」という気持ちもどこかにあった。
やるならね、もっと過酷な場所選ばないとだめだよね。真夏に田原の先っちょとかさ。



それはいいとして、新緑から覗く北アルプスの山々や芝桜、瑞々しい山菜の数々と、奥飛騨は5月が一番輝く季節だと思う。
実は伝統家屋に宿泊し囲炉裏や炬燵で鍋をつつくというのに憧れており、正直なところこの高級旅館ネタを冬にしたいという気持ちも若干あるのだが、この風景を見てしまうと「やはり5月はいいな!」という気分にもなる。



平湯地区は2日目に立ち寄るので一気に北上し奥飛騨クマ牧場へとやってきた。



入場料は1人1,100円と若干高めだが、クーポンを提示することで990円+熊の餌(100円)が1つもらえるので興味ある人は覚えておこう。



そんでここにおるのが温泉むすめの中で推しに当たる人物の一人「奥飛騨五十鈴」。

温泉むすめ公式サイト

「温泉むすめ」は日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと声を担当する声優たちが、全国の温泉地を盛り上げるべく、歌と踊りで人々に“笑顔と癒し”を与える「アイドル活動」を行う次元を超えたプロジェクト


高山で言い忘れたけど、このパネル等身大なんすよ。そんでモデルもやってる奥飛騨五十鈴の身長は全温泉むすめ中トップの174cmワシ(169cm)より高いわ、お前チビやのう……。
その身長がアダになったのか下半身に折れ線が入ってしまっている。この写真からもわかると思うけどパネルに蛍光灯の光が入ってしまっている。これは上半身の重さでパネルが若干のけぞってしまっているからなのである。
石山ともか腰折れ事件よりはまだ程度は軽いが、惨事になる前に何か補強を施すべきだと思う。

【新作の話】滋賀県 近江八幡駅~石山寺駅~大阪府 高槻駅(下)

前回の続き。貴生川から茨木に行きとあるものを手に入れる。...


因みに温泉むすめパネルと言えば1月に行った紀伊勝浦の「南紀勝浦樹紀」が記憶に新しいが、

【那智勝浦】「今日も晴れるでしょう」

お待たせいたした2019年1発目の見聞録は紀伊勝浦。いつものようにチラ見せ用にこの写真とこの写真を……とピックアップしていったら総枚数が70枚を超えてしまい「これではチラ見せにならない」ということでいつも以上に雑紹介でやってみる。そうは言ってもそれなりに長くなるのが路地裏見聞録。慣れてください。【第357話】和歌山県那智勝浦町始まりは名古屋駅。最近は専らEXP or 蒲郡 or テケタクシーだったので鉄道利用で名古屋...


樹紀の身長は168cmと、これまた温泉むすめの中では高身長。
1174cm奥飛騨五十鈴
2173cm洞川蓮
3172cm日田絢芽
4170cm洞爺湖のんの
5169cm山中そらら
6168cm南紀勝浦樹紀
榊原伊都
温泉津佐間
9167cm湯郷未彩
河口湖多佳美

高身長好きというか、自分と同じ目線なのがいいのかもしれん。

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それはいいとしてクマですよクマ!



人間の如く二本足で立ち餌をねだるクマがおれば、



中におっさんが入っているんじゃないかというぐらいにやる気のないクマもおるし、



盛んにクラップをして注目を引き付けるクマもおった。
人間はそれを見て嬉々としてエサを投げ入れるのである。文字通り、上から目線で。
人間とはつくづく卑怯で弱い生き物である。柵がなくなりクマと同じ視線に立たされたとしても人間は同じような心境でいられるのか?考えさせられることは多々ある。

ただ、今日はそんな難しいことを考える日でもなかろう。友人らは思い思いに楽しんでたからそれでいいや。

【第366話】岐阜県高山市 山の旅舎 中尾平


クマ牧場も堪能し、さあ宿へ……の前に、クマ牧場から福地温泉側に降りたところにある奥飛騨ガーデンホテル焼岳に寄り道。



ここにはキハ27 551・552が保存されており、カラオケルームとして利用されている。
新時代になるからと塗装も変更されたが……ま~~一体これはなんだ(爆)。
塗装変更後の写真は事前にニュースで見ていたので衝撃度は低いが、実物を見ると流石に「うわ~」という感想しか出ない。
勿論保存・利用してくれているだけでありがたいという話なので文句は言えんが、素晴らしい!と言えるモノでもなかった。



この列車は令和止まりらしい。
「expressのくせに各駅停車とはどういうことなのか」と突っ込むと怒られるだろうか。



さて、改めて今回の宿へと向かう。今居るのは福地温泉。ここから新平湯、栃尾と抜け、新穂高温泉へと向かう。
新穂高温泉と言えば2年前にも槍見館に泊まり温泉を堪能したが、槍見館は新穂高温泉の中でも新穂高地区、つまりメインの地区に当たる。
今回我々が泊まるのはその隣、中尾高原がある中尾地区である。



これにひらゆの森がある平湯温泉を含めた総称を「奥飛騨温泉郷」と呼ぶ。
わかりますか!奥飛騨五十鈴は1ランク上なんすよ!明らかに平湯の中の人のほうが親身に奥飛騨の宣伝してますけど!!

(多分五十鈴って五つの温泉+クマ用の鈴から取ったんだろうね)



車窓に迫る北アルプスを仰ぎ見つつ栃尾温泉を越え……



日本最大級の混浴露天ぶろを備える佳留萱山荘がある新穂高温泉蒲田地区を越え……
(五十鈴の混浴を気にしないという設定はガーデン焼岳からなのか、混浴ばかりの新穂高温泉から取ったのか、この辺りはようわからん)



2年前お世話になった中尾高原口バス停から、遂にあの気になっていた暖簾をくぐる日がやってきた。
これほど気分が高揚した瞬間はない。☆50個集めてチックタックロック(新穂高地区)クリアしたからさあ次はレインボークルーズ(中尾地区)だ!って感じすよ。
分かりづらい?当時は攻略本使わずにクリアできるか意地になったもんだよ。マジで。



中尾高原の中でも最奥、これ以上は宿はないという場所に今回泊まる宿「山の旅舎 中尾平」はある。

同時刻にチェックインした先客夫婦を主人自ら一通り案内した後、我々もチェックインを済ませ館内を案内される。
館内は温泉旅館というよりペンションといった感じ。中尾高原は奥飛ログハウスうちのペンションといったようなペンション・ログハウス系宿泊施設が多いので雰囲気に合わせたのかもしれない。

因みに御着き菓子は創業明治41年、井之廣製菓舗の味噌煎餅であった。センスの良い宿はセンスの良い菓子を用意してくれるね。



中尾平の特徴は何と言っても4つの貸し切り内湯と2つの貸し切り露天風呂。
全6室で6つの貸し切り温泉なのでどうしても入りたい場所の湯がある!という希望さえなければいつでもどっかの湯が空いている計算になる。
ただ、こちらとしては陽の上がっている内にまだ使われていない一番人気の内湯の写真が撮りたかったので部屋に荷物を置いて一目散にこの森見の湯へやってきた。
この新緑を眺めながら塩素消毒や循環が一切ない本物のかけ流し温泉を味わえるのだから一泊19,500円も辛いけど辛くない。
因みに泉質はナトリウム・塩化物泉で硫黄臭がする。塩化物は湯冷めしにくい泉質でこの地に合った泉質をしているが、最近は炭酸水素の含有量も増えたそうだ。炭酸水素は池田温泉にも多く含まれているもので美肌の湯・美人の湯として持て囃されている。



続いて露天風呂。露天は外からアクセスする。冬は厳しそうだ。
露天風呂は「前の湯」と「奥の湯」があり、奥の湯は絶景が望めるとの話を聞いていたので先ずそちらから利用することにしたのだが……

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これは素晴らしい。もう山を見るしかない。北アルプスの雄大さを裸で味わうことができる権利を得てしまったと言うしかない。しらたき御一行は暫し北アルプスの山々に見惚れていた。



あっという間に夕食。この日の献立は写真の通り。
状態を見て一品一品持ってきてもらえるので温かいものは温かい状態で食べられるのがとても良い。冷めた干物を出されても正直調子は出ない。
亦、安易に海産物の刺身に頼らないところにとても好感が持てる。


▲茶碗蒸し以前に配膳されるもの。土地柄・季節柄、山菜が目立つ。


▲牛スネ肉の茶碗蒸し。黒コショウが効いていて風味が強い。


▲中尾平名物、飛騨牛ローストビーフ。正直ローストビーフ、しかも飛騨牛を食べることが少ないので何とも言えない(爆)。
「うまい」の一言で片づけるのは失礼なのではないか、しかしどうやって表現すればいいのか、的確な表現が思いつかず自身の語彙不足に嘆く、そんな感じ。


▲山菜の天ぷら。揚げたてでポテチを食った時のような音がした。


▲岩魚笹焼。内臓は取り出しその部分に味噌を詰めた、ひと手間かけた逸品。そらうまいよ、他になんて言えばいいの(苦)。


▲オレンジのシャーベット。冷感ある器がとても良い。

これにて夕食終了。各自自由時間とするが皆疲れ切ったのか満足したのか、残りの湯船に浸かることもなく部屋に籠ることになってしまった。何だか勿体ない気がするので残りの湯船は翌日こちらのペースで入ることにした。おじさんも正直1日計画通りに行くかで神経をすり減らしていたので相当に疲れていたのだ。

それにしても翌日は天気が悪い予想。いくら太陽神てけテケがおるとはいえ流石に力及ばずなのか。
雨の中ロープウェイやらガッタンゴーでは気が乗らない。曇りでもいいから何とかもってほしいものだが……。


本社:第9章「梅を招きつつ楽しき終へめ」 (作成中)

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