【那智勝浦】「今日も晴れるでしょう」 - 最新ネタ
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しらたき

しらたき

お待たせいたした2019年1発目の見聞録は紀伊勝浦。いつものようにチラ見せ用にこの写真とこの写真を……とピックアップしていったら総枚数が70枚を超えてしまい「これではチラ見せにならない」ということでいつも以上に雑紹介でやってみる。
そうは言ってもそれなりに長くなるのが路地裏見聞録。慣れてください。

【第357話】和歌山県那智勝浦町




始まりは名古屋駅。最近は専らEXP or 蒲郡 or テケタクシーだったので鉄道利用で名古屋駅おるのって本当に久しぶりなんよ。
いつ以来かな、2017年の5月の奥飛騨以来かもしれん。そんだけ最近の行動パターンはっきりしてんだよね。昔は当たり前のように米原経由で西目指してたけど、今はもう米原に行くことすらない。

奥には中央西線を行く際の乗車義務車両元銭トラレルライナー。「銭取られる」なんて言ってたのはもう微笑ましいこと、東のほうじゃ通勤車両を時間帯で座席回転させるだけで金を取っている。そっちのほうがよっぽど足元見た商売である。

それはいいとして隣を見てみると愛知DCフルラッピング車両だった。

「前途洋洋、今回も運のいい旅が待っているのか」
毎回そんなにうまくいくわけがない。



南紀1号入線。第13没で熊野古道フリーを買いに行った際に海側席を指定したしらたき、ここで早くも色々と察し、絶望を味わう。



D席は山側である。
やられた。刈谷駅の駅員に騙された。とは言え、強く責められない。というのも私もD席が山側であろうと思い込みをしていたからである。


▲思っていたこと

JR東海の公式編成表を見ると左側が名古屋方面1号車とされている。
それならば向きに従って下からABCD席だろうと。これが間違いであった。
紀伊勝浦方面へ走るんだから4・3・2・1……向きは上からABCD、つまり海側はA席だったのである。

気付いた時にはもうどうしようもない。席を見まわしてみると私以外はみなAB席。一人無駄に野望を持ってしまったせいで後悔と恥を同時に味わう羽目になってしまった。
実にクソッタレ。「へっ、こっちは冠雪した御在所が綺麗やぞ!」とか「そっち陽射し強いから結局カーテン閉めとるやないけ!」などと独り言を心の中で呟きながら美濃味匠のだし巻き(有名)を暴食。
これが実にうまい。「馬鹿の一つ覚えみたいにきしめん食ってんじゃねーぞ!」と煽りたくもなる。



威勢を張ったものの紀勢本線に入り太平洋が顔をのぞかせるようになると「やっぱりそっちがよかった」と心が揺れ動く(苦)。熊野市・新宮でそれなりに客が降りA席ガラガラになり始めただけに尚更悔しい。空いてんだからちょっと拝借して写真を……という気持ちにならなかったのは私が変なところで優等生だからである。
次に南紀に乗るときは必ずA席を確保するようにしよう。



斯くて紀伊勝浦着。白浜側で遅れがあったため到着は12時を回っていた。
目的は多々あれど最初は南紀勝浦温泉旅館組合さんにお邪魔するべきかと思ったが「今行っても昼時、閑散期だから中休みしてるんじゃないか」と思い、先ずは熊野交通でフリーきっぷを引き換えることにした。
こちらは客故、相手側の飯時など考える必要も今になって思えばないのだがどうしても相手視点に立って考えてしまう。職業病か。

ということでこちらも昼飯にすることにした。



訪れたのはたんぽぽラーメン。
井出商店直系(和歌山ラーメン)のラーメンが那智勝浦で食べられると聞いてリストに入れておいた飲食店である。
定休日は月曜と火曜夜。ほんなら開いとるはずやな!



なんだっそら、耐えられない。いつの間に火曜全休になったんだ(苦)。
困惑の中、壁に手書きチラシを発見。確認すると、


やはり火曜日は夜定休である。つまりこの日は臨時定休だった。なんだっそら、耐えられない(再)。



失意の下、駅へ戻ってきた。ほかに飲食店を見つけようにも「絶対にこれを食う」と言って臨んだものにケチがつくと一気に冷めるタイプなのでもう代わりの飲食店を探す気力もない。

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同じく臨休に遭遇し失意のどん底に落ちた第326話を読んでいただければわかるが、ま~他人に迷惑をかけるレベルで気力を無くす。今回は一人で本当に良かった。



仕方ないので組合にお邪魔すると案の定受付のお姉さんは弁当を食べ、管内には昼休みムードが漂っていた。本当に申し訳ないことをしてしまったと共に「やっぱりそうだよね」と自分の推理が当たっていたことが誇らしくなった。



撮影許可を頂き早速撮影。南紀勝浦は草津や有馬ほど運営本体から寵愛を受けておらず、人気投票でも上位に名前を残すことができないでいるが、組合側の努力もあってコアなファンがついており、少ないながらも声優のグッズや自作したトートバッグが贈られたりしている。これぐらいが一番平和で良いと私は思う。



忘れてならないのがこのアクリルキーホルダーと湯めぐりチケット。喜んで購入させていただく。
受付の人曰く新しいグッズも考えているらしく、その時に聞いた単語が「名刺」であった。
これは後日twitterで発表されることになる。





湯めぐりチケットは1,000円で7ヵ所のうち2ヵ所の温泉に入ることができる。周りが大きなホテルということもあって個々で1,000円以上の日帰り温泉入浴料がかかるところばかりなのでこの湯めぐりチケットは非常に有用である。
デメリットを挙げると、鉄道を使ってきた場合選択肢が狭まるということである。

【〇】
ホテル浦島→徒歩距離
かつうら御苑→徒歩距離
道の駅 なち 丹敷の湯→那智駅隣接

【▲】
ホテルなぎさや→徒歩20分、中心地から外れるのでやるなら計画的に
陽いずる紅の宿勝浦観光ホテル→徒歩15分程度、バスだと「須崎」下車。こちらもやや中心地から外れるか。

【×】
花いろどりの宿 花游→紀伊勝浦より南の太地町なのでフリーきっぷの範囲外になってしまう。
休暇村 南紀勝浦→徒歩ではあまりにきつい。送迎バスは予約制、帰りは朝便しかない。

そんな感じ。
個人的にはイラストで採用されたホテル中の島が日帰り入浴を受け付けていないのが残念でならない。

357v.jpg

最後に「厚意の押し付け」と思いつつ応援イラストを贈らせてもらった。
これが予想以上の反応を頂いてしまい、こちらが元気づけられる結果となってしまった。


飾られているそうなので紀伊勝浦へお越しの際はグッズを買って、序でに絵も見てもらえると嬉しい。

それにしてもこう見ると自分もコアなファンになったかのようでいいね。
(この絵には色々と裏話があるので後日話そうと思う)



別れを告げ次の場所はラーメン屋。というのも前述のたんぽぽラーメン臨休の話をしたら組合の方が親身になって飲食店を探してくださったのである。いくら熱が冷めたと雖もこんなことをされては「じゃあ行こう」とならないわけがない。教えてもらった情報を基に足を運んだのだが……



なんだっそら、耐えられない(再々)。
厚意すら無にする休業運。第256話で臨休に引っかかった時にも思ったが、どうやらこいつ、一人でラーメンを食べようとすると大抵休業になるらしい。

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【第256話】神様のいたずら前回の続き。憧憬の路開始まで残り5時間。ここまで来たらアクシデントも楽しめ。...


(帰ってから再度調べてみるとこの璃王は月曜・火曜昼定休だったらしい。なんて変則な……)



ほんのりと硫黄臭薫る港で再度打ちひしがれる。




硫黄臭の正体はこの足湯。南紀勝浦温泉は湯量が豊富にあるので色んな所に足湯施設があり無料で入ることができる。
ここは海の湯。
ほかにも道を挟んだ向かい側に鮪の湯、駅前に滝の湯、事前に知っておかないと気付かないのではって感じのところに紋寿の湯がある。



足湯の隣には勝浦漁港にぎわい市場
鮪を中心とした海産物が並び、飲食ブースもある。
しかし「ならここで飯食えばええやないか!」とならないのが路地裏見聞録。写真を見てもらえれば分かるが名前に反して賑わいがない。
もうわかるね。火曜日は休館日なのだ。
何故どいつもこいつも火曜日に休みたがるのか!何だか物に当たりたくもなってくるがそんなことはできない。なんせ私も火曜日が休みであり、だからこうして火曜日に旅をしているためである。
全く同じなのだ。サービス業の宿命と言えるかもしれない。



足湯に浸かってばかりもいられないと再び歩を進めだすと22:00~25:00営業の屋台ラーメン屋を発見。最早どうしろと……



浦島・中の島渡船場までやってきた。ホテル浦島とホテル中の島は那智勝浦における二大巨頭。そこらじゅうで名前を見かける。



ホテル浦島は狼煙半島全体を敷地としており、地形を利用した洞窟風呂「忘帰洞」「玄武洞」が有名であり、宿泊者向けにはマグロの解体ショーが人気である。山の上にある「山上館」では最上級のもてなしを受けることができる。



一方こちら中ノ島全体を敷地としているホテル中の島は現在一部工事中で名前を「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」とすることで高級志向に舵を切ることにしたようだ。
こちらもホテル浦島同様海が目前に見える露天風呂「紀州潮聞之湯」が有名である。

ただ、路地裏見聞録の読者になってしまうような人たちにはこちらのほうが興味をそそるかもしれない。



天然温泉公衆浴場 はまゆ
天然温泉なことは建物へ近づけばわかる。ここは硫黄臭がすごい。



公衆浴場にしては珍しく成分表示も。天然温泉と冠をつけているのだから当然と言えば当然だが、1ランク上の上質な公衆浴場感が漂う。
高品質な南紀勝浦の湯に320円で浸かれるのはとても良心的。勿論、激渋温泉で有名なさいろ社の松本さんも訪れている銭湯だ。ホテル湯に飽きている方は是非一度。はっきり言って白浜よりレベルは上。



那智湾側へ出てきた。事前情報によるとこの辺りからでも那智大滝が見えるとのことだったが……全くわからん(爆)。



帰宅後、写真(上)とグーグルマップの衛星写真(下)を見比べてみた。

A……体育文化会館
B……妙法山
C……那智川
D……那智高原公園
E……那智大滝
F……紀伊勝山城跡

山と山が交わるDとそこから延びる線の先にある土砂崩れが起こったように見える地点Eが写真と一致するのでこれが那智大滝ということらしい。わかるかこんなん……



かつうら御苑前から県道46号に入り紀伊天満駅方面へ歩いていくと途中でなんとマグロの無人販売所を発見。しかも200円
流石マグロの産地、今まで野菜、卵、みかんなど色々な無人販売を見てきたがマグロは初めてだ。
お隣奈良県には吉野杉箸が無人販売していたりする。そちらもいつかこの目で見てみたいものである。



こちらが本日の宿、サンライズ勝浦
2017年6月リニューアルオープンしたシーサイドビジネスホテルである。
普段の鉄道旅で来た場合は恐らく5,000円ピンキリのHotel & RentaCar660を選ぶと思うが、今回こちらを選んだ理由として閑散期限定でオーシャンビュー和室10畳が6,000円だったからというのがある。普段は次の日のことを考えて駅前のビジネスホテルで手を打ち、景色のことなど二の次であったため「今回ぐらいは」という気持ちがあった。



チェックイン。
備考に「布団敷いておいてほしいなら備考欄に『希望』って書いとけ」と書いてあり、その通りにしたため部屋には予め布団が敷かれた状態になっている。



窓からは那智湾一望。素晴らしい。



荷物を整理しかつうら御苑へ湯めぐりをする。
早速温泉へと向かうと触れ込み通りの庭園露天風呂が脱衣場から見え興奮。誰もいない大浴場で汗を洗い流し塩分の濃い内湯に浸かった後イザ庭園露天風呂へ!……まではよかったのだが、寒い。そして耐震補強工事の真っ最中ということで騒がしい。その点だけが不満であったが、団体宿泊客が来るまでは西洋人1人と自分だけでほぼ貸し切りだったので気持ちよく入浴できた。



時間は17時、早いけど今日はもう終わり。最近どんどん動ける時間が少なくなってジジイ化しとる気がする。
因みにこのサンライズ勝浦のいい点・悪い点を挙げておくと

いい点
・オーシャンビュー和室10畳が4,600円から
 これは期間限定で運が良かった。1月だからか値段は6,000円だったけどね。

・隣がかつうら御苑なので湯めぐりに最適
 これも今回この宿を選んだ理由になる。

・消臭スプレー完備
 これは嬉しかった。

・海が見える露天風呂付大浴場
 実はかつうら御苑で満足してしまったので利用していない(苦)。

悪い点
・BSが映らない
 私は何処へ行こうが先ずDlifeが映るかを真っ先に確認する。ご当地感がないと批判されるかもしれないが、地上波がゴールデンタイムにご当地感のない全国ネットのつまらんバラエティー番組ばかり流すほうが悪い。
そう思うとクロームキャストまで使える緑ホモ東広島は本当にすごい。
因みに朝は必ず地方局ニュースまたはNHKで、全国放送のニュースは絶対に見ない。有用な情報がないからである。

・飲料自販機のラインナップが好みと合わない
 これが非常に困った。コーラすらない。ローソンでライフガードを見つけておいて正解だった。

・枕が合わない
 これについては低反発枕を用意しているスホや緑ホモばかり行っているせいで注文がハイレベルになってしまうこちらも悪い。

・空調が集中管理
 最悪。
私は夜暖房を消して寝る人間なのだが、いつの間にか暖房の設定が効いておりおかげで夜中に浴衣を脱がなければいけないほどの大汗をかいて起きてしまった。正直これだけで「やっぱり600にしとけばよかったか」「二度はない」となりかねない問題である。残念。

さらに低価格で民宿に抵抗のない人は「小阪屋」や「お宿 はな」が丁度いいかもしれんね。

【第358話】和歌山県那智勝浦町 大門坂~那智大滝






twitter開始9周年を迎えた1/30、那智勝浦旅2日目。朝からバスに乗車。昨日からよく西洋人(白ニット帽:ロシア人?)を見かける。昨今は行く先々でアジア人ばかり見かけるのでうんざりであったが、今回の旅では一切見かけず代わりにアクティブな格好をした西洋人グループを沢山見かけた。よくもまあこんなところまで……とも思ったが相手は世界遺産。遠いとはいえ名古屋・大阪から特急直通。抑々自国から態々極東の辺境の島国まで来るのだからここまできたら遠いもクソもないという感覚になるのかもしれない。



と、余裕をぶっこいていられるのも今の内。
本日最大の難関「大門坂」が早くも姿を現す。



門のように夫婦杉が佇む。始まる前から溜息である。
「結局2019年も山登りをするのか……」



意を決して進むしかない。今日はこれをやらないと帰れないのだ。



登り始めて5分もしないうちに後ろを振り返り写真を撮るしらたき。
写真から「マジでやんの?引き返したらアカンか?」感が犇々と伝わる。足湯でボケ~ッとしていた日々が懐かしい。

―――そんなに嫌なら那智山バスセンターで降りて熊野那智大社から段々と降りてくればいい

しかしそれは程度が低くスマートではない。大門坂は上ってナンボである。そして苦労してたどり着いた先に素晴らしい景色が待っている。それを体験したくて路地裏見聞録を10年やってきた。
ここで投げ出してはいかんのだ。でなければ何のためにプランを組んだのかわからない。



しかし中間に差し掛かっても途絶えることのない石段に遂にお決まりの文句が出る。

「もう山登りは絶対にせんからな……」

読者なら知っての通り、この言葉が守られたことは一度もない。去年だけで4度破られている。

休憩しているのではない、満足できる構図を探しているだけだと言い聞かせながら写真を撮るも肩で息をしているのでいい写真が撮れるわけもない。遂にミニ三脚登場、これはしゃがんでいるだけで休んでいるのではない……

「Hello!!」
遂にさっきの2人組の西洋人に抜かされる。荷物を最小限にしているからか元々体力お化けなのか、談笑しながら意気揚々と駆け上がっていく様を眺めるしかないしらたき。敗戦国の末路である。悔しい。



夫婦杉から石段を上ること30分、漸くゴールが見えた。
小声で「やった……」と呟きつつ右手で握りこぶしを作る。



大門坂を倒した瞬間である。大したことのないヤツであった(大嘘)。



休憩後、愈々那智大滝へと向かう。



亦も現れた石段を下りていくと共に那智大滝が姿を現すも「帰りあの石段上がらなかんのか……」としか頭が回っていなかった(苦)。



折角なので参入料300円を支払いお滝拝所舞台へ。近づいてもどこか勢いに欠ける那智大滝。
それもそのはず、今年は暖冬の影響かどうか知らんが太平洋側では全く雨が降らない。この日も広報メガホンで節水を呼び掛ける放送が那智山でこだましていた。
やはり迫力のある那智大滝を見たければ梅雨時に来るのが正解のようだ。しかし快晴のおかげで傘や足元の心配をする必要がなかったことも事実。どっちがええんか?お好きにどうぞ。



次いで有名撮影地「青岸渡寺三重塔」に向かうも「近道」として案内されたのがこれ。
もう一生分の石段を上っただろう。ここまでくると「ああいいですよやってやりますよ」と吹っ切れる。

途中、例の西洋人グループと亦も遭遇。何やら困った様子でこちらに来るので要件を聞こうにも何語で喋ってるのかわからんので対応しようがない。ただパンフに記載されている那智大滝バス停を指差しているのでそこに行きたいらしい。
来た道を言えばいいのだが英語で石段を何と言えばいいのか分からず慌てる。
しかし今はいい時代だ、皆グーグルマップ搭載のスマホを持っている。グーグルマップを出してもらい、バス停のあるところをマークし「後は位置情報に従って降りればいい」的な単語を必死に並べた結果理解してくれたようで安堵。
最後に「Have a nice trip!」と余裕を見せる。間違いなく余計な一言(爆)。

パンフのマップ通りに降りれば着くんだから効かなくても大丈夫ちゃうんとは思ったが、パンフでは地図が簡略化されている場合もあるし何より見知らぬ土地である。少しでも不安を解消しいい旅にしてもらいたいと思った。

358v.jpg

気分は晴々、空も晴々。有名な撮影スポットに到着し今日一番の笑顔。
やはりこの苦行はやって良かったと思った。試験合格。

【第359話】和歌山県那智勝浦町 熊野那智大社~ホテル浦島




ま~~遠いところまで来たとこっちへ来るたびに思うのだが、街を見下ろすような場所までくると一層そういう気持ちが強くなる。
高い山もない、海が見えるわけでもないなんてことのない平野に住んでいるとこの異郷の風景は脳裏に焼き付く。

那智山青岸渡寺を通り愈々最終目的地熊野那智大社……



なッ……
嫌な予感がした。



( ^ω^) ……



なんだっそ……やめておこう、神聖な場所だ。
何だってこうも今回は建物運がないのか。
近くにいた男性グループが「この状態が見られるのも今だけ!」と超ポジティブ思考をしていたが流石に無理がある。

359v.jpg

何だかなあと思いつつも、それでも御守りと烏御籤を無事に買えたこと、そしてこの鳥居を撮れたことで一定の満足はできた。



階段下を見ると平安衣装とされる壺装束を纏った女性がいた。
肖像権の都合上後ろからになることをお許し願いたい。



参道を上から。熊野のオフシーズンの閑散とした参道は趣があり実に美しい。



お参り、おおきによ また来てくらんしよ!
「また来てくらんしよ」は串本方言で「また来てください」というそうだが、一方で「熊野方言だが、海と山で方言が違っている」とか「紀州弁で東牟婁奥地方言」とかもうよくわからん。兎に角「また来いよ」というのだけはわかった。

最後は勝浦では見られない那智山らしい土産をということで那智山バスセンターへ。しかし……



なんだっそら、耐えられない。土産売り場改装中。
とは言え、大門坂から上ってきたときにもう既に見えており裏手のプレハブで仮店舗として営業しているのを確認しているのでそこまで落胆はしていない。



ただ、ここからが大変だったと共に人の温かみに触れた瞬間であった。
詳しくは忘れがたきシリーズを参照されたい。

【那智勝浦】忘れがたき土産選び

先月は紀伊勝浦のほうへ旅立った。現地では色々な方に親しくしてもらい充実した旅ができたせいなのか、予定以上に土産を買いこんでしまい2月の軍資金の出納を考え直すハメになってしまった(爆)。南紀勝浦温泉旅館組合「南紀勝浦温泉湯巡りチケット」「南紀勝浦樹紀アクリルキーホルダー」ビッグニュースです‼️‼️#温泉むすめ とのコラボ企画第二弾・・・ついに・・・❣️ #南紀勝浦樹紀 ちゃんのアクリルキーホルダーを販売致し...




丁寧にお礼を言い、同じサービス業として見習わなければならない姿勢であると感服した。

では帰るとしよう、下界へ……

……はええんじゃが、紀伊勝浦駅到着時刻は13:30。時間が中途半端で、飯を食おうにもどこも中休み突入。どうしたもんか……



( ^ω^) ……



禁断且つ魅惑の食べ物に手を出し充足感を得た後、湯めぐり二ヵ所目のホテル浦島へ。



ホテル浦島の売りと言えば巨大洞窟風呂「忘帰洞」。
「巨大ホテルじゃけ、どうせ循環で大した成分残っとらんじゃろ~」と軽い気持ちで行ったら中々どうして。
脱衣場の扉を横に引いた瞬間入ってくる大迫力の洞窟とすぐそばまで迫る海と波音。そして公衆浴場はまゆ同等のはっきりとした硫黄臭に白骨温泉に勝るとも劣らない白濁の湯。
面食らって数秒、心の中で言った言葉は「やられた」だった。これは本当に素晴らしい。
水曜日の昼時ということもあって宿泊客の姿はまだなく、ほぼ貸し切りで1時間の長湯を楽しんだ。是非リピートしたい温泉であった。



船で港へ帰ってきた後は勝浦海産物センター等で土産探し。あっという間に帰る時間になってしまった。

駅改札外では前日にお世話になった組合のお姉さんが紀伊勝浦に来た人たちのためのパンフ整理をしていたので最後にもう一度挨拶。
建物運は全くなかったが出会い運に関しては最高であった。
「また来ます」というありきたりな言葉はどうも好きではないので今日の気分から「またご縁がありましたら!」と言ったが間違いなく縁はある。この地域の景観、風土は実に美しく興味深い。



帰りはやっぱり山側。ちくしょう。
熊野灘のトワイライトが美しいが、やっぱり席を移動することなく撮影してしまう優等生っぷり。悔しい。

南紀に乗るときは行きは奇数A席、帰りは偶数A席。

長々書いたがこれが読者にとって一番有用な情報かもしれん。悔しい。


本社:第8章 明鏡止水 -海が凪いだ日- (作成中)

【第357話】素晴らしき町~二連続休業~
和歌山県那智勝浦町
【第358話】最終試験まぐろ
和歌山県那智勝浦町 大門坂~那智大滝
【第359話】ヤタガラス~滝と、不思議な社に、頭を垂れる~
和歌山県那智勝浦町 熊野那智大社~ホテル浦島


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