【出雲】I will prepare and some day my chance will come. - 最新ネタ
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しらたき

しらたき

9/24~9/26、山陰へ旅に行ってきた。
「チョイ見せ」とはいえ膨大な写真数となり性格上文章量も読むのが面倒になるぐらい増えてしまいそうなので、出雲・鳥取と分割にして雑に紹介することとする。

【第342話】岡山県 岡山駅~出雲市駅


いつもは10月にやる山陰ネタを9月に持ってきたのは山陰フリーパスが主な理由なのはこれまで見聞録を見てきた読者ならわかるとは思うが、12月まで延長された山陰フリーパスを「じゃあ10月に戻そう」としなかったのはここまで培ってきた旅の勘なのか単なる意地なのか、秋雨前線と台風が活発に雨を降らせる中、私が山陰に行く週だけは晴れならずとも大崩れする天気とはならないと予報が出たときには流石に始まる前から少し安堵した。
代替案は3つ4つ用意していたが使わないに越したことはない。

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23時台の名古屋駅。いつものようにリョービを待つ傍らビッグカメラ方面の画を数枚撮るわけだが、今回はそこにJR東海バス30周年記念ラッピングバスがいた。
「いつもは一人旅だと車両運ないのに今回は初っ端からなんか変だな」と思いつつも「バスはノーカウントか」という気持ちであったが、この運はこれから起こる幸運の連続の序章に過ぎなかった。

リョービはその後定刻通り到着し、高速を走りいつものように20分の早着。余裕をもってサンライズが撮れる時刻ではあったが、今回はみどりの券売機で発券する都合があったため撮影はしなかった。

予想通りと言うか、色々とアクシデントを想定していたにもかかわらず脱力するほどにいつもと同じくスムーズに事が運んだので1時間の余裕ができたので撮影会を始める。

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初っ端桃太郎。久しぶりに見た。232話以来じゃなかろうか。
こいつが現れると運気が上がる気がする。海物語的に言うと「魚群が流れた!」である。
そしてそれは間違いではなかった。

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6:57糸崎行き(本来は広島行きだが豪雨の影響で糸崎止)はなんと広島色のO-04。
319話の岩国で見かけて以来の再会、もう会えないと思っていただけに思わず顔が明るくなる。
若しかしたら今回は運がいいのかもしれない……そう思っていたら、

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颯爽と登場、湘南色D-27くん。
欲を言えばD-26ちゃんに会いたかったが、そんな贅沢は言っていられない。
漸く出会えた久々の湘南色に静かに興奮。傍から見れば気持ち悪さのピークと言ったところ。

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畳みかけるようにノスタルジーの登場。
「一体今日はどうなっとるんじゃ……」
もうそのような感想しか出てこない。

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斯くて、数々の幸運を全身に受けやくも3号乗車。381系自体はこうのとりで行っていたが、島根県はこれまで三江線経由、木次線経由だったのでやくもの乗車は初。新車への置き換えが検討されている中今回の乗車機会はとてもありがたいものであり、この時既に40%ぐらいは満足していた(爆)。

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米子に着くと何やら騒がしい。見てみると隣に普段はいないキハ189に特急鳥取の文字……山陰DCに合わせて走る期間限定特急「大山」であった。

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斯くて出雲市駅着。3時間の乗車は「あっという間」「楽しかった」であり決して「疲れた」「吐きそう」などというマイナスイメージではなかった。

【第343話】島根県出雲市 出雲市駅



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やくも3号に乗ると途中で山陰貨物を追い越すことになる。やくも到着から20分程度で出雲市駅に入線してくるのでとても計画が立てやすかった。

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別に某撮影スポットで撮るほどガッツリ系でもないし、三脚並べてドヤ顔する鉄オタを見たくもないし垣根を荒らす犯罪行為を目の当たりにするぐらいなら「こっちで目に焼き付ける」程度の撮影でいい。

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これは山陽ルートが使えなくなったことによる事故の産物。喜んではいけないし、粛々と撮るだけ。
そんな人が多いのか出雲市駅には殺伐とした雰囲気はなく、それどころか機関士自らカメラを取り出し満面の笑みで写真を撮ったり鉄道ファンと談笑する姿さえあった。

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この日の運の良さはまだ続く。入線してきたのは1編成のみラッピングされた「いわみキャラクタートレイン」。

平成も終わりだというのに高架駅に国鉄特急電車とラッピング気動車、そしてDD51が並ぶ姿は何とも異様。

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乗ってきたやくもが岡山に引き返し、いわみキャラクタートレインはいざ石見国へ。同窓会で会った旧友に別れを惜しむように。

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出雲前半戦最後は観光列車「あめつち」。タラコ慣れした目に鮮やかなメタリックブルーは真新しさを感じつつも、何故かどこかに昔懐かしさを覚える。

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ほいじゃバスに乗って次の場所へ。

【第344話】島根県出雲市 旧大社駅~出雲大社前駅


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ということで旧大社駅へやってきた。今まで何度か計画してはいたものの今回漸くこうして写真を撮ることができ、死ぬまでにやっておかなければいけないリストに一つ済マークが押された気分であった。

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小一時間撮り続けたが団体客の襲来もなく、マンフロットのミニ三脚を使って角度を付けた画も撮ることができ概ね満足したが、同時に魚眼レンズが欲しくなってしまった(爆)。
一応G7XM2にも「魚眼風」という作画機能はあるのだが「風」の域を出ない。加工でやるしかないか。やる気になったらやる。

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さあずんずん進め出雲大社へと言いたいが、赤信号では進みようがない。
手前でカメラを構えている人がいたのでここでは何が撮れるのかとカメラを構えてみると……

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おおっとォ!一畑の5000だ!正直ビックリである。

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そして出雲大社前駅に到着。
あのかみちゅ!でも出てきた出雲大社前駅が目の前にある。なんということか!
何故平成最後になって漸く足を運んだのだ!もっと早く来ることができたではないか!
いくら世の中流れやタイミングがあるといっても流石にここに来るのは遅すぎた。後述の出雲大社含め反省しきりである。

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傍にはデハニ50形も展示されており無料で中に入ることもできるから忘れずに見学しておこう。

【第345話】島根県出雲市 出雲大社~出雲市駅


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長い。
旧大社駅からここまで歩いてきたが、少し歩いただけで息は上がり、嘔吐き、耳管開放症ともう兎に角病弱な姿を「路地裏見聞録で長い距離を歩く」ということをするたびに体験するわけだが、そんなことになっても歩いて旅をするということがやめられないのは10年続けてきて染みついたポリシーのようなものであり意地なのだろう。
そら、車を使ったほうが早いし時間にも追われないだろうが、もし私が「歩く」ということをやめた途端、路地裏見聞録を続ける理由がなくなってしまう気がしてならない。体調を崩す怖さもあるが、それよりも心の支えとなっているものを失うほうが私にとってはよっぽど怖いのだろう。

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昔に比べて休憩時間を取ることも多くなった。ただ、時間を取ることは写真を撮る時間なのだと考えることにした。

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愈々、出雲大社教総本山。
最初は色々と写真を撮るつもりであったが、いざ来てみると威風堂々で厳かな雰囲気、洗練された木の質感に圧倒され「これは写真を撮るべきではない」と写真を撮ることをやめた。久しぶりの感覚であった。

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出雲大社前駅に戻る途中商店が軒を連ね、何か土産を物色したかったがまだ旅は1日目、荷物になるのは避けたかったため何も買えなかったことだけが心残りである。今思えばキーホルダーサイズの何かぐらいは買ってもよかったような気がする。

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こちらは急行、来たのは一畑の7000トップナンバー。

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こちらは普通、一畑の1000系「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」である。これで乗換駅の川跡で2100系が来れば労せず一畑の営業車をコンプしたことになるがそんなうまいこといくわけ……

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ノッている時は全てがうまくいくモンである。
しかも「ご縁電車しまねっこ号」。なんということだ。


電鉄出雲に戻り出雲市駅に移動すると何やらなじみの無いアイドリング音がする。これは明らかにキハ47や120の音ではない。
ホームに上がり確認すると……

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瑞風が待機していた。
出発時刻は確認していたものの、待機時間は後藤出雲支所辺りに身を潜めるのではないかと思っていたので到着から2時間半もの間駅で出番を待っているとは知らず、これは嬉しい誤算。

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こんなのも撮れた。まだ明るいので労せず撮れるのは嬉しい。

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順序は変わったがこれにて夕飯。今回は出雲市駅にある駅そば「出雲そば 黒崎」で飯を食う。

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実はこの黒崎、9月が終わるとともに営業を終了する。
別に閉店するから食べに来たというわけでもなく、2年前から次は黒崎だと思っていたので、今回旅を始める前に急遽入ってきたこの一報には兎に角驚いた。味わっていただこう。

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出雲だから割子そば!とは決してならず、兎に角きつねそば。
蕎麦はざるも冷も食べない。温かいかけそばにきつねを乗せるか天ぷらを乗せるか山菜にするか。意思がブレることはない。

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腹も満たし残るはサンライズだけなのだが……発車まで1時間もある。正直1時間待つことは乗り気ではなかった。
まだ1日目だというのに1日歩いたことで足はいい感じに痛みが走り、体調も相変わらず本調子というわけでもない。
そして何より「どうせ時期に暗くなる、似た画は252話で撮った」ということで……

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路地裏見聞録御用達ホテル「グリーンホテルモーリス」通称「緑ホモ」にチェックイン。
今回もいい部屋を割り当てられた。と言うのも……

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ここからだと出雲市駅を盗撮できるのだ。

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発車を部屋から見送る。贅沢だ。こうして幸運に恵まれた1日目は無事に終了を迎えた。

(鳥取編に続く)


本社:第8章 明鏡止水 -海が凪いだ日- (作成中)

【第342話】あかねさす旅路
岡山県 岡山駅~出雲市駅
【第343話】色めき立つホームの端から
島根県出雲市 出雲市駅
【第344話】となりの旧駅さん
 島根県出雲市 旧大社駅~出雲大社前駅
【第345話】やがて癖になる
島根県出雲市 出雲大社~出雲市駅


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