【第253話】兵庫県神戸市~久下村駅~北条鉄道 田原駅 - 最新ネタ

【第253話】兵庫県神戸市~久下村駅~北条鉄道 田原駅



【第253話】ひとりぼっちの播磨侵略
前回の続き。山陰旅行3日目は懐かしのあの路線を巡ってみる。


三宮駅前

出雲市駅からポート・レイクを使い神戸まで戻ってきた。
到着時刻は0530。予定時刻と寸分の狂いもない到着に流石の技と感心させられたと共に生真面目やなあJRバスやなあとも思った。
ただ、仕方のない部分もある。早すぎれば上のほうから注意が来るし、昨今の日本はアメリカに勝るとも劣らないクレーマー大国である。
面倒くさいものに対処しなくても済むようにするには当たり障りのないやり方でやっていくしかない。それはそれで面倒くさい世の中になったものだが。

それにしても夜明け前の神戸というのは若しかしたら初めてかもしれない。
宝塚帰省時でも神戸に出るのは昼(とは言え梅田側に出るのが殆どではあったが)だし、神戸に泊まった 【第176話】サンタが北条町にやってくる ですら行動を始めたのは陽が昇ってからであった。
いつもは人通りの多い三ノ宮南の歩道橋に人の姿がないというのも何だか落ち着かないというか、新しい感覚であった。

因みに今回も176話同様阪急に乗って新開地へ行きそこから神戸電鉄粟生線に乗って先ず粟生へ向かう。
阪神電車に乗って新開地へ行く、地下鉄で湊川へ行って乗り換えなどという阪急を裏切るようなことはしてはならない。これは路地裏見聞録の規則である。

新開地駅

ということで神鉄新開地に来た。時刻は0549。乗るのは0610普通粟生。余裕を持って到着できた。
粟生線は他の路線と比べて本数が少ないのでバスが遅れて時間が中途半端になったら三宮のどこかで飯でも食って時間を潰す予定だったが、時刻通りに到着したので今回はオプション(寄り道)を付けることにする。

因みに一番下の準急有馬温泉平日6時台にしかないレア種である。

しかしまあ余裕を持って来られたとはいえこれでは余裕がありすぎる。高速そばもあるが営業開始前だし営業していたとしても私にとって早食いは寿命を縮める近道であるため避けたい。

新開地駅

と思っていたらどうやら電車が来るらしい。ほんなら待とう。 来ないなら 来るまで待たな しゃーないわ

神戸電気鉄道1100系



神戸電気鉄道1100系

なんだっそら、耐えられない。
入線してきたのは神戸電気鉄道1100系。現在神戸電鉄の現役最古参に位置する系列であり、数少ない2扉通勤車両である。
しかも1103それまで最古参であった1101が鈴蘭台でバラされたため、この1103が撮影当時の神戸電鉄の現役最古参となる。
早起きは三文の得というわけではないが、先ず最初に良い事が一つ起こった瞬間である。
因みに竣工は1969年12月。車齢47年の大ベテランである。

125系

というわけで、大ベテランに乗って粟生駅に来た。
跨線橋を渡り北条鉄道へ……ではなく西脇市行きの電車を待つ。

向かいには発車を待つ折り返しの加古川行き125系。
山陰の旅行中にJR西特有のお布施列車について散々講釈を垂れたが、こいつこそが真のお布施列車だ。
因みに小浜線にはこいつのラッピング車両が存在する。

ここから125……ではなく103系3350番台に乗って西脇市駅へ。

125系

ということで西脇市駅へやってきた。初めて降りた。
次いで折り返し0809谷川行き125系に乗り換え。これを逃すと次は1012までなく、北条鉄道全駅下車が時間の都合上できなくなるので逃すわけにはいかない。
尚、利用者が少ないのでここからは1両である。

JR西伝家の宝刀徐行運転を駆使して向かった先は終点谷川の一つ前の……

久下村駅

久下村駅。
一部改装され壁が白くなっているが、大正13(1913)年開業当時の壁のまま。
旧村名が駅名になっているのは玉川村、黒井村、久下村の3つだけで(いいのか?)ある。

駅前には工業地帯が広がっており長閑なのか騒がしいのかようわからん状態だ。

久下村駅

駅舎の椅子には座席分の座布団が置かれていた。
厚みがありとても座りやすい。変なところで感動してしまった(爆)。

久下村駅 駅ノート

ここに来た理由は日本へそ公園駅を見ておきたかったのもあるが、第一はこれ。全部あるでよ!

久下村駅 駅ノート

1年経っても色鉛筆の色って褪せずに残るもんやねえ…… 変なところに感心している。
私も何か持ってくるべきだったが、残っているかわからない・確実に行けるかわからない駅・抑々既に3枚用意していた という要素があった上に滞在時間も短いのでここは用意せず書き残すだけにした。

因みにイラストにある通りここ篠山市は高級黒豆が有名であり「丹波篠山の丹波黒」は京都の料亭にも卸される一級品である。
尚、この黒豆が黒くなる少し前の10月初旬のみ黒枝豆が取れる。
この黒枝豆は、普通の枝豆とは大きさも味も全く違い非常においしい。

125系

そんなこんなを回想していたらあっという間に時間になってしまった。
本当は円応教本部の建物も撮りたかったのだが、乗ってきた電車が折り返しで戻ってくるまで0846~0903と17分しかないので、ノートチェックと駅の写真を撮っているだけで時間になってしまう。圧倒的に時間が足りない。因みにこの次の電車は1213だ。

フラワ2000-1

斯くて粟生に戻ってきた。愈々人生2度目の北条線である。今回の列車はフラワ2000-1。1999年製、まだいける
時期と時間の関係だと思うが2年前乗った時より乗客が増えている気がする。
運転手よりフリーきっぷ引換券を購入し唯一空いていたロングシートに腰掛け……ん?

隣には前来た時にはなかった木彫りの猿が置いてあった。当時はなんかおるわ程度の興味であったがその後調べてみると名を「北条さくら」という車掌らしい。鉄道むすめに出てきそうな名前をしとる。

忘れかけていたが2016年は申年だ。北条鉄道に好い事はあっただろうか。



今回も上下の乗り換えを利用し短時間で全ての駅に降りる飯田線方式を採用した。
こちらにも帰る都合があるので効率的に回らねばならない。

フラワ2000-1

というわけで一つ目の駅は……

播磨横田駅

播磨横田駅である。
他の駅は北条線を作った播州鉄道時代開業の駅ばかりだが、この駅に限っては国鉄時代に作られたものであり、横田村停留場開業→廃止→横田仮乗降場→播磨横田駅になったという歴史がある。

播磨横田駅

トイレは2013年に改修され、駅舎も北条鉄道の取り組みに感銘を受けた神戸市の80代の女性が1500万円を寄付して2014年11月にこの駅舎兼ギャラリーが完成した。

播磨横田駅

中はその寄付した女性のものか、絵画が展示されている。
芸術的センスが皆無の私にとってこの絵画がどれぐらいの価値があるのかはわからないが、無人駅に飾るというのが先ず凄い。

播磨横田駅

ほんでお前はこっちやろと言わんばかりにノートも置いてあった。
今回は播磨下里と法華口しか用意してなかったし終点の前で折り返しが来るのも早かったので短文を残すだけにした。

播磨横田駅

折り返しの列車を待つ。線路の先には加西市の中心部が見える。春になると植えられた八重桜(幟の隣)が咲き誇り、訪れた人達の目を楽しませるという。

網引駅

折り返しのフラワ2000-1に乗り次に降りた駅は……

網引駅

網引駅である。1984年6月に放火により旧駅舎は消失したが2013年2月に今の新駅舎として再建された。
駅舎横には大きなイチョウの木(写真屋根上)があり、時期になると辺り一面が色鮮やかな黄色の絨毯が広がるという。
(写真はこのあたりを中心に撮影されているモリタ氏のブログを参照されたい。)

ここに来て2年前この駅に来た時に一緒に降りたおじさんが一宮市在住で同じ愛知県民ということで話が大いに盛り上がったことを思い出した。曰く、巨木や一本桜を記録するのが趣味とのことだったが、恐らくこのイチョウが目当てだったのだろう。

網引駅

イチョウの木の下には「幸せを汲み上げる 銀のポンプ」なるものがある。
北条鉄道社員曰く「水は出ないが目に見えない幸せが出る」という。

( ^ω^)・・・



干からびても知らんぞ。

駅舎では月2回ボランティア駅長が『切り絵教室』を開催しているようである。

網引駅 駅ノート

網引駅にも駅ノートがあった。
「もってかえっていいよ」と言われても誰がこんなん持って帰んねん……としか思わないが、そう思わせることが目的ならば見事である。世の中には本当に持って帰る人間も無きにしも非ずなのでアレだが。
ここのノートには何も書かなかったような気がする。理由は色々あるが、ここなら描いたものを貼るより切ったものを貼ったほうが喜ばれる気がしないでもない。私は不器用なのでようせんが。

網引駅

それにしてもま~~~~~腹の立つぐらい好い天気である。
出来れば琴ヶ浜で晴れてほしかったが、それは日本海側気候と瀬戸内海式気候の違いか、はたまたお前の天照大神に対する信心が足りなかったか。

網引駅

それにしても暑い
この日の最高気温は10月も20日だと言うのに27℃もあったらしい。

それに加えこの強い日差し。風もまともに吹かず、直射日光を全身で受けようもんなら体感温度は30℃を超える。なんだっそら、耐えられない。
環境が悪い時は素直に駅舎内に退避していたほうが良い。

網引駅

ただ、幸いなことに網引の次は粟生。折り返しがすぐにやってくるためにスムーズな移行ができた。

長駅

次に降りた駅は……

長駅

長駅である。「長」だが駅名は短い(爆)。
駅名の由来はよくわからないが、北条鉄道曰く昔は長石の出荷駅として使われていたとのことなのでそこからとったのかもしれない。知らんけど。

長駅

駅はハロウィンの装い。前回来た時は空気を入れたサンタと雪だるまだった。この駅はいつも華やかだ。
それにしても……確か前回は英会話教室だったような気がするが、何故か婚活相談所に変貌している……

「お前はいつもひとりぼっちやな」

♪ 世の中に冷たくされて 一人ボッチで泣いた夜
もうだめだと思うことは 今まで何度でもあった ~♪


長駅

地蔵はお変わりない状況。

長駅

中も派手に飾り付けられており、手が込んでいた。
2年前はガチャなんて無かったように思うが……

長駅

ベンチに座り休憩()。
そよ風に靡く飾りがざわめく音がクリアに聞こえるほど静かな駅でノートに一筆添えた。
貼ったり描いたりはしなかったが結構長い事ような気がしないでもないので次法華口・播磨下里以外でイラストを残すとしたらこの長駅になると思う。

長駅

結構集中して書いていたのか、書き終わると列車が来た。
ずっと同じ運転手なので顔パスっぽくなってきた(爆)。次の下車駅は……

田原駅

田原駅である。この駅は名前が名前なだけに田原俊彦ファンがよく来ていたらしい。

田原駅

駅ホームからは田畑が広がり長閑な場所。立地は良いのだが……直射日光が容赦なく照りつけ暑い。限りなく夏である。
網引のように逃げ場所もないのでもう首からタオルを下げ額の汗を拭いつつ険しい表情で正午の時報に聞き入るしかない。
もうそこに爽やかなお兄さん旅人はおらん。コミュニケーションに難のあるただの独身おっさんである。

田原駅 駅ノート

田原駅にも駅ノートはあるが、これまでに蓄積した疲れにクリティカルヒットした直射日光の暑さで書く気力さえなかった。
恐らくまた加古川~神戸、三ノ宮~大阪辺りで意識が無くなるやつである(爆)。

折り返し入線してきた列車に乗り次の駅へと向かう。

播磨下里駅

愈々ボスの城へ……



次回、山陰旅最終回!

No.253ひとりぼっちの播磨侵略
場 所兵庫県神戸市~久下村駅~北条鉄道 田原駅
日 時2016/10/20
備 考北条鉄道
引 用ひとりぼっちの地球侵略 1
ひとりぼっちの地球侵略 1
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