【第21話】広島県尾道市 - 広島

【第21話】広島県尾道市

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【第21話】尾道は今日も晴れのちハレ!
唐突な計画であった。
GWが終わった次の週に「新幹線日帰り尾道旅行」。大阪ならともかく広島。無茶もいいところである。
それでもやるんだから当時の自分には行動力があった。……今は?

名古屋駅
▲よく見ると二階建てバスが写っている。バスオタではないので行き先等は全く分からないが、恐らくこれではないかと思う。

今回の始まりは名古屋駅の新幹線ホームから。
よくテレビで名古屋駅前から中継する時この太閤通口からビックカメラ→名古屋駅の順で映されている気がする。最近はナナちゃん人形やら大名古屋ビルヂング(なにこのネーミング)関連で桜通口のほうが取り沙汰されているが。

それは置いといて、今回乗るのは博多行きのぞみ
今回の旅はいつも登場する2人のどちらかというわけでもなくホンマもんの一般人ゲストのため、我々の敵である新幹線を使わざるを得なかった。これ以降のぞみを利用したことはない。
確か当時は名古屋~尾道で片道11,500円ぐらいだった気がする。なんてこった。
今だったら相手が誰であろうと18きっぷで~夜行バスで~やら只管節制している。
と言うか年々節制第一になっている気がする。一番の理由は行動範囲が広がったからだとは思うのだが。

福山駅
▲絶賛工事中

満員ののぞみ指定席に乗ること2時間、閉鎖された地獄の空間から抜け出し漸く着いたのが福山駅。ここから山陽本線に乗り換え、尾道を目指すのだ。
来た電車は確か115系カフェオレ。この後末期色だらけになりしまいには227系が導入されるというのだから、ちゃんと撮っておけばよかったと後悔している。
そのカフェオレは轟音とともにドアや窓がカチャカチャガタガタと音を立てていたのをよく覚えている。
東尾道を通過後、進行方向左手に見えた尾道造船のクレーンがなんとも旅情をかきたてた。

尾道

尾道に着いて早々感動に浸る間もなく尾道駅北側から歩いて巡る。日帰り旅行は時間との勝負なのだ。
この日は尾道駅を起点に南北へジグザクと歩くコースを計画していたのだが、冷静に振り返ってみると何故そんな体育会系な体をいじめ抜くコースを計画したのかよくわからない。初の尾道に興奮でもしていたのだろうか。

尾道

尾道特有の狭い路地に坂、階段、坂。まだ5月なので体力的には余裕はあるが、額から汗が滴り落ち始める。上着を脱ぎつつ上を見上げると突然目の前に廃墟が現れた。
なぜこのような状態で放置されてしまったのかはよくわからないが見晴らしはいい。ただ、自転車や車の入り込むスペースがないので買い手はこれからも見つからないかもしれない。

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ズンズンと進むと見晴らしのいいところに住宅が。ここから眺める夜景はさぞかし美しいのだろうと思ったが、毎日見ていれば飽きて日々の階段運動で絶望するのかもしれない。足腰は鍛えられそうだ。

土堂小学校

更に進むと見えてくるのが「かみちゅ!」の一橋ゆりえ様が通う中学校のモデルとなった土堂小学校。
アニメで見た学校を実際に見るというのは感動というか不思議な感じがする。
写真中央のタンクがある場所が書道部だ。
奥には尾道大橋も見え爽快の一言。来てよかった。

尾道

橋を渡り市街地へ。ここから何枚か通過する車両を撮っておけばよかったと思う。
尤も、当時の腕では電車が来たからと言って其れほどのモノが撮れる筈ないのだが。

尾道

下まで降りてきた。尾道水道と並行するように咲き誇るツツジが見事である。天気が良くて本当によかった。

尾道

何が「アッ!!そうだ。」なのか。ちなみにこの建物、れっきとした店で日用雑貨や薫香物の販売、尾道出身の彫刻家の作品の展示をしているそうだ。名前の由来について調べてみると、

商品の薫香物は日頃の忘れがちであり、又何かの折に思い出しお買い上げ戴きたく、加えて凡人諸事反省・思い出しするときの心の叫びを店舗名と致しました。



アッ!そうだ。というよりアッ!なんやこれ!である。

尾道

中央商店街。シャッターが目立つ、いかにも大型商業施設に客をとられた地方の商店街な気がする。
それとも土曜日だからだろうか?ここだけの話かもしれない。

尾道
尾道

尾道を代表する撮影スポットの一つ。山を削って作られた住宅のそばを山陽本線が通る、いかにも尾道らしい風景。この場所を使ったイラストも多く見られる。

尾道

奇岩 三重岩(みかさねいわ)。この近くにOVAたまゆらでぽって達が登った鎖場がある。日帰りで時間が大幅に取られることを恐れたのでこの日は登らなかったが、その3年後に出てくることになるのならば登っておけばよかったと思う。

尾道

千光寺から見た尾道水道。川でなく海である。
因島に架かる尾道大橋、その奥に広がる松永湾と瀬戸内海の島々がとても風光明媚である。

尾道

鼓岩と因島方向の風景。
この鼓岩は石で叩くとポンポンと音がすることからポンポン岩とも呼ばれる。
岩に残る黒い線は大阪城築城の時に石垣材として搬出するために割りかけたノミの跡と言われていて、こんなところでも歴史を見ることができる。

艮神社

千光寺公園からロープウェーに乗り下まで降りてきた。そのロープウェーのすぐ後ろにあるのがこの艮(うしとら)神社。
かみちゅ!だと来福神社のモデルの神社だが、実際には複数の神社で構成されており、社殿がこの艮神社、境内が後述する御袖天満宮となっている。
また、尾道の観光サイトではご丁寧に「かみちゅ!の舞台としても登場しました」と紹介されており、反響があったことを物語っている。

艮神社

艮神社は旧市内で最古の神社と言われていて歴史がある。この境内に生えている楠も樹齢900年とされていて天然記念物に指定されている。

御袖天満宮

艮神社参拝後は御袖天満宮へ。ここまで休みなしで歩いた反動が出てきたか階段が少々きつい。
だが当時はまだこれでも体力があったほうである(爆)。中高と運動部に所属していていたとは思えないヘタレぶりである。

御袖天満宮

そして到着……したのはよかったが犬に吠えられるわ近所の人たちが井戸端会議してるわでロクな写真が撮れなかった。

御袖天満宮
▲吠えてきた犬

これだから犬は苦手である。

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更に東へズンズンと。
私が計画する弾丸旅食事の時間すら取らない。これは当時では普通のことであった。

尾道

第16話で健児とゆりえ様が自転車で駆け抜けた場所。
ここで電車が1本通過するのを待っていたら何と来たのは115系D26編成。感動した。
この尾道で偶然にも劇中と同じ湘南色に出会えたことに感動を隠せなかった。
通過したのはほんの数秒だったが、その後5分ぐらい友人をほったらかしにして感動に浸ってしまっていた。
それぐらい嬉しかった。今では末期色が幅を利かせ、愈々227系が入ってくる山陽本線だが、それでもこの尾道に今一番合う車両は115系湘南色だと思う。


▲過去、この道は第一生命のCMでも使用された。

尾道

もうちょい感動に浸りたかったところだが日帰りという制約上、時間は待ってくれないので次へと進む。この浄土寺近くの道を左へ曲がる。

尾道

少し歩くとゆりえ様の家(※個人の家なので撮影には注意)

尾道

最後に浄土寺の階段から。どこまでも素晴らしい景色である。この尾道という街の虜になってしまった。

尾道

ついに帰る時間になってしまった。土産を購入し帰る準備は万端であったが、やはりどこか名残惜しい。やり残したことはたくさんある。そしてこれほどまでに再訪を思った街も初めてだ。それだけ気に入ったのだ。

「また来るからな!」

心の中で決意を固め、電車に乗り込むのであった。

No.021尾道は今日も晴れのちハレ!
場 所広島県尾道市
日 時2011/05/14
備 考おのなび|広島県尾道市(しまなみ)の観光情報
引 用晴れのちハレ!
晴れのちハレ!

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