【第219話】富山県 高岡駅~富山市 - 最新ネタ

【第219話】富山県 高岡駅~富山市

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【第219話】ペルソナ~トリテツ・ソウル~
前回の続き。
北陸二日目は富山を巡る。先ずは鉄道むすめを済ませるため富山駅へ。
ラッピング運用表がないために運に賭けることになったが、車両運はこの日も健在であった。

高岡の朝。まずはここから富山へ向かう。その前に……

高岡駅

車両基地にて今や最後の高岡色となってしまったキハ47 1091を発見する。
はっきり言ってみのもんただか何だか知らないが、アレよりも今撮影すべき大事な車両である。

高岡駅

一方の富山方面。
また413系北陸色がおるではないか……。
流石にここまで北陸色に登場されると感動も薄れる。最初の感動は一体なんだったのか(爆)。

それにしてもこの写真だけ見ていると本当に3セク化されたのかと不思議になるぐらい国鉄オンリーである。



満員電車の413系に乗り富山までやってきた。昨日に引き続きトライアングルルートきっぷを使用しているため、高岡~富山は別料金である。
富山駅北口改札を抜けると目の前にポートラムショップがあるのでまずミニスタンプと鉄道むすめ特製乗車券を購入。

鉄道むすめ

それがこれなのだが……
バカでかい。きっぷのくせしてA4サイズである(爆)。
これを運転士に見せて乗降するのはかなりの勇気が要る。しかも今回富山駅北~城川原の往復でしか使わないため完全な赤字である。正直この乗車券、後に行く大津線で使えばよかったと今更ながら後悔している。

しかしどこが特製なのだろうか?それは特製乗車券を開いてみるとわかる。

鉄道むすめ

立体なのだ。

( ^ω^)……

だからどうしたと言われればそれまでなのだが(爆)。
一日使う分には元は取れるが今回の場合は完全にネタ商品、お布施、コレクターズアイテムとして扱わせて頂く。

ポートラム

北口から出るとすぐに富山駅北停留所。
この駅はそのうちに万葉線や富山駅停留場のように乗り入れる予定らしくこの写真のような画はそのうち撮れなくなる。

出発を待っているのは富山ライトレールTLR600形 TLR606。

ポートラム

今回このポートラムで重要なのが、鉄道むすめラッピング2種を確実に撮影することである。
色はTLR604イエローグリーンとTLR605グリーン。
大津線のようにラッピング車両の運用表が公式で掲載されているなんてこともないので、兎に角時間と運との勝負なのである。
最悪、どちらかが城川原の車庫で眠っていることすらある。

取り敢えずまずは城川原へ向かいスタンプを押さねばねらない。
道中、まずはTLR605を確認。これでひとつは確実に撮れる。まあこれぐらいは想定の範囲内。
問題はもうひとつのTLR604なのだが……

と思っていたらTLR605の後を追うようにTLR604が前面の車窓に現れた。なんだっそら、耐えられる(爆)。
この日は連続運用らしい。ならばもう一本待てば富山駅北で並んだかもしれないと思うも時既に遅し。事前に知らないものを後悔しても仕方ない。

鉄道むすめ

先ずは城川原にて確かにスタンプを押す。

ポートラム

そして序にTLR605を見送る。今回はこれが折り返して富山駅北に戻ってくる時間をシャッターチャンスとする。
ここで友人と別れ、インテック本社前~富山駅北間の交差点でラッピングを撮影する。

雨は止む気配がなく、耐久性の弱い折り畳み傘が持っていかれるほどの強い風が手元を狂わせる。環境としては最悪とまではいかないものの結構悪である。

TLR605折り返しが帰ってくる時間となった。

ポートラム

素晴らしい。運よく車がいない状態での待機姿を撮影することに成功した。出だしは最高である。
前2人はトミーテックの立石あやめと立石かえで、後ろで1人寂しくきっぷを掲げているのが富山ライトレールの岩瀬ゆうこである。
主役がこんなところでいいのか?

ポートラム

次に交差点の向かいへ移動し、反対側のラッピングも撮影する。ここで強風のあまりよろめいてしまった(苦)。
前には三陸鉄道の久慈ありす、後ろには仙台交通の杜みなせとシーサイドラインの柴口このみ。

ここから忙しなく動く。すぐ後ろにTLR604が来ているからだ。

ポートラム

こちらがTLR604。左から和歌山電鐡の神前みーこと智頭急行の宮本えりお、そして広島電鉄の鷹野みゆき。

ポートラム

最後に反対側左から伊豆急行の城ヶ崎なみ、リニモの八草みずき、嵐電の福王子ひかるである。

これにて短時間で2つの車両のラッピングの表裏をそれぞれ撮ることに成功した。
後ろのタイムテーブルに影響を与えることなく撮影できたのはとても運が良かったと思う。


続いては電鉄富山。
まさかの計画通りの進行により余裕を持って行動することができた。
地鉄では稲荷町駅と寺田駅へ行くことにする。
【路地裏備忘録】行ってみたい駅100選 中部編で数多くのオンボロ駅をとり上げたが、今回はこの後城端に行かねばならず時間が足りないので取り敢えずこの2つだけ押さえることにした。

富山電鉄

奥に止まっているのは富山地方鉄道14760形。
片側2扉片開きクロスシート車というだけで満点に近いが、富山地方鉄道創立50周年の1979年に、同社初の冷房車として造られた輝かしい電車でもある。
隣の17480形は……東急だしどうでもいいや。

富山電鉄

今回地鉄ではこの地鉄観光列車フリーきっぷ(1日フリーきっぷ)を使う。
稲荷町と寺田しか行かないので赤字であるが、電車や駅舎を大切に扱う富山電鉄へのお布施、京阪旧3000系を引きとった感謝の念、記念カードがもらえる等の理由で迷いはなかった。

……が、写真を見てもらえればわかるように私らしからぬものが写っている。
いつもと違う……何かが違う……

電鉄富山駅富山乗車券センターでのことである。
カウンターの女性に「地鉄観光列車フリーきっぷを1枚お願いします」と願い出ると女性が発券作業を始めた。
するともう一人隣にいた女性がビスケット缶を皿にして「この中からお選びください」と差し出されたのは山積みのレトロ電車カードと残り10枚程のアルプスエキスプレスカード。
嫌な予感がする……嫌な予感がする……
恐る恐る訊いてみる。
「あのー……ダブルデッカーはもしかして……」

「あぁー、無くなってしまったんですよー(笑)」

なんだっそら、耐えられない(苦)。
好評であるためか嬉しそうに答える女性の笑顔が傷心の私に突き刺さる。
私にとってこれはダブルデッカーでないと価値が半減してしまう。その笑顔は嘲り笑っているかのように見えてしまうではないか。

非常に不本意だが(重要)、渋々アルプスエキスプレスを選ぶとカウンターの女性2人が声を揃えて

「「ですよねー(笑)」」

なんだっそら、耐えられない。

なんだその明るさ。サービス業では重要だが(爆)、何故声まで合わせた。畜生、この悔しさ忘れまい。
仕方がないのでホンマもんを見る・乗ることで鬱憤晴らしをする。本物志向を舐めるなよ。

とは言え、京阪を代表するフラッグシップ車両として42年間京阪を牽引してきた栄光の特急車両京阪旧3000系はレッドアローを圧倒する人気で西武如きでは敵いもしない崇高な車両であることが証明せられた。
これは関西人として誇り(ワシ阪急人じゃけど)であり、この事実は多少なりとも悔しさを紛らわせることができた。

富山電鉄

改札を通りホームへ。ホーム左側には各種ヘッドマークと雪かき道具がかけてあり、地域性が感じられてよい。
電鉄富山に来たらまず撮らなくてはいけない写真である。

富山電鉄

乗車するのは右の富山地方鉄道10030形 10039。
これも京阪旧3000系であり1991年に地鉄に譲渡された。

富山電鉄

堪らぬ乗り心地ではあるが稲荷町駅は隣駅。惜しさもある。

富山電鉄

本線ホーム。
随所に木が使われており風格が漂う。
玄人は柱に注目するらしい。ワシにはわからん。

富山電鉄
富山電鉄

駅名標。「酒のチャンピオン みくにはれ」というのは皇国晴酒造のことである。
酒には疎い私ではあるが「幻の瀧」ぐらいは知っている。

富山電鉄

不二越・上滝線ホームへ移動する。
本線と不二越・上滝線の線路の間には稲荷町テクニカルセンターという車両基地があるので時間が合えば撮影にはもってこいである。

富山電鉄

富山地方鉄道14760形。先程電鉄富山で見た初冷房車のお仲間であるが、こちらは雷鳥をイメージした白色とグレーの塗装にあずき色のラインが入った旧塗装である。丁度点検作業の真っ最中であった。

富山電鉄

ホーム先端まで歩いてみるとそこには14760形が付き出ていたことにより隠れる形になっていた旧レッドアローがいた。
別に関東の電車だからこういう扱いにしたわけではなく勝手にレッドアローが隠れていただけである。レッドアローが悪い(爆)。

富山電鉄

本線ホームに戻り来た電車に乗って寺田駅へ。14760形の出現率がえらく高い。

富山電鉄

線路の向こうに立山連峰♪(わかりづらい)

富山電鉄

構内は扇状で真ん中は広いスペースとともに大きな建物(待合室)がある。かつては多くの人で賑わっていた駅だったのかもしれない。

富山電鉄

白猫。首輪がないので勝手に住み着いた野良猫だろうが、よくよく観察してみると駅員さんが絶えず世話をしていた。
猫好きに悪い人はいない。


 ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない
 いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない
                            ♪


富山電鉄

寺田駅駅舎。1931年開業当時のままの木造駅舎が残っている。

富山電鉄

旧字体に右読み。戦前の文化が色濃く残っており素晴らしいと言わざるを得ない。

富山電鉄

エスコート(懐中電灯兼用)とは一体なんなのだろうか……
検索したら同伴する男性という意の他にヨネザワ S&W-M61エスコートとかいうエアガンがヒットしたが(爆)、そんなバナナ。

富山電鉄

子供の心にをともす愛の一声!!

赤錆びのせいで闇を抱えた薬中一家にしか見えぬ。
こういう錆看板の代表と言えば皆さんご存じヨコハマタイヤ。
赤錆看板は歴史である。皆さんも赤錆看板を見つけたらそれがどんなものであろうと写真に収めておくことをオススメする。

富山電鉄

木製ベンチには座布団が置かれ住民の温かい気遣いが感じられる。
過疎地域の駅に行くほど置いてある確率が高い気がする。それだけ駅に愛着を持ち駅を大切にする気持ちが強いのであろう。

富山電鉄

駅舎内はなんや広告やら時刻表やらベタベタベタ……

富山電鉄

極めつけはこの戦前生まれの駅舎に全く似つかわしくないICリーダーである。
時代の流れかもしれないがこれはセンスがない。

一通り撮り終え立ちあがると猫の世話をしていたベテラン駅員さんが一言。
「もうすぐダブルデッカーが来るぞ」

待ってましたと言わんばかりにホームに繰り出す。

富山電鉄

……

富山電鉄

素晴らしい。美しい。

歴代の京阪特急車両で唯一ロングシートを装備したことのない正真正銘の特急車両。
そんじょそこらの特急車両を寄せ付けぬ、最後まで特急車両としての矜持を持ち続けた京阪の意地。
一般の通勤・通学客もダブルデッカーのなかった当時の8000系を見送って、ダブルデッカーある旧3000系に乗ろうという逸話もあるらしい。
それは恐らく本当だろう。何故なら時代を越えて今は私たちが出町柳から大阪方面を目指す時は必ずダブルデッカーの付いた8000系を待って乗っているからである。


ただ問題なのが、ここまで特急車両として持ち上げたにも関わらず、今回はこの車両に普通電車で乗るということである(爆)。
若干の申し訳なさもあるが、フリーきっぷは赤字、記念カードはレッドアローで納得したのでそれぐらいの乗り得は許していただきたい。

富山電鉄

2年前にダブルデッカーエキスプレスとして再出発した京阪旧3000系。
特急運用の場合は2両目、つまりダブルデッカーは指定席料金が別途必要だが……

富山電鉄

普通電車なのでそれも関係ない。車内はラッシュも終わりガラガラ。撮り放題なのである。
二階席は2+2の集団離反式の固定クロスシート。ダブルデッカーの売りである少し高い位置からの車窓を楽しめる。

富山電鉄

一方の階下席は1+2の集団離反式の固定クロスシート。席数が二階席より少なくシートピッチが広いのが特徴である。

富山電鉄

電鉄富山までたった数十分の乗車であったが、価値は十分にあったと思う。いい体験をさせてもらった。

富山電鉄

電鉄富山に到着し旧3000系は折り返し特急宇奈月温泉行きとなる。
はやりこいつには特急がお似合いである。

富山電鉄

昼食は電鉄富山の駅そば「越中そば」……ではなく、ロッテリア電鉄富山店で済ませる(爆)。
これは前日に麺類オンリーだったこと、兎に角体がジャンクフードを欲していたこと、そして無料Wi-Fiスポットを探していたためである。
ロッテリアが家の近くにないため、恥ずかしながら初めての絶品ベーコンチーズバーガーであったが……とてもうまかった。
意識しないと中々飲む機会のないメロンソーダも飲めたので大満足であった。

また、次の予定は雨晴だったが雨が止まずロケーションとしては最悪だったので、計画を変更し一気に城端を目指すことにした。

富山電鉄

最後に富山市お別れの市電。一応お前を写さずに帰るわけにもいかぬ。
富山地方鉄道7000形。サラッと言うが車齢50年以上。


次回へ続く!

No.219ペルソナ~トリテツ・ソウル~
場 所富山県 高岡駅~富山市
日 時2015/11/18
備 考富山市観光協会
引 用ペルソナ ~トリニティ・ソウル~ Vol.1 【通常版】 [DVD]
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