【第217話】石川県 七尾駅~穴水駅~和倉温泉駅 - 最新ネタ

【第217話】石川県 七尾駅~穴水駅~和倉温泉駅

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【第217話】花散る独身、まだのれん 前編
前回の続き。
七尾駅で413系北陸色を堪能しつつ、のと鉄道に乗り換え。
乗り換え時刻を態々遅らせてまで乗りたかった列車は時を経てやや色褪せて……


七尾駅をぶらぶらしていたところ丁度駅に気動車が入線してくる音がしたので急いで向かう。
もたもたしていると団体観光客が至る所で被ってしまい見栄えの悪い写真になってしまうと危惧したためである。

花咲くいろは

のと鉄道NT200形 NT203「花咲くいろは」ラッピング車両である。
「花咲くいろは」ラッピングではあるが、西側の半分はグラスリップとture tearsのラッピングになっている。

花咲くいろは

花咲くいろはヘッドマーク。色褪せは時間が紡いだ歴史である。
以下進行方向東側のラッピング。

花咲くいろは
花咲くいろは
花咲くいろは
花咲くいろは
花咲くいろは

ブームが去った後でも資源を活用し観光客を呼び込む姿勢は評価しなければならない。
だからこそ、ぼんぼり祭りが今もなお盛況なのだろう。
結局、町おこしが成功するかは自治体の努力次第なのである。

花咲くいろは花咲くいろは
花咲くいろは
花咲くいろは
花咲くいろは

車内は車内広告の代わりにアニメのカットが掲載されている。
初めていろはラッピング車両が走った時地元住民はどう思ったのか。
気になった地元住民は調べて視聴し、オタクはこれを求めて能登まで来る……双方にとって利益になるような結果であったのであればこれ以上の成功例はない。
そんなうまくいくわけがないというのが経済でもあるが。

暫くすると案の定団体客が押し寄せたので着席する。
この日のこの時間は花咲くいろはの車内アナウンスが聴けるので期待していたのだが、走行音と団体客の絶え間ない会話で車内がゲーセンと化してしまい鮮明に聴きとることが難しかったのが残念であった。
ただ、何故か聴いてるこっちが恥ずかしくなったのは確かである(爆)。



(聴きながら読んでいくといいよ)

花咲くいろは

途中、目当ての駅に到着する。(目当ては鉄道むすめであったはずだが……(爆)

この駅は西岸駅だが小牧風駅という愛称が付いている。……がこの駅は花咲くいろはで最も重要な駅の為、特別に湯乃鷺駅という駅名標も設置された(後述)。

団体客がこの駅を見て「西岸だって……ん?小牧風駅?」「こっちには湯乃鷺って書いてある」「なんで?どれが正しい?」「なんで違う名前のやつが……」
などと会話が弾んでいた。自分らが乗ってる車両を今一度見直せとも思ったが(爆)、心に留めておくだけにする。興味関心がなければこんなもの咄嗟に結びつくことなどできないからである。
だた、もしかしたら後で調べた人もいたかもしれない。こうやっていつの間にか認知度が上がっていくのだなぁと感心する。

花咲くいろは
花咲くいろは

七尾から走ること40分、終点穴水駅に到着した。
折り返し運転かと思いきや一旦留置線に引き上げるようなのですぐさま反対ホームへと移動し反対側を写真に収める。

花咲くいろは

最近イラストを使った地域振興策に矢鱈否定的な声のでかい意見だか文句だかが散見されるようになったが、このヘソ出しは健全なようだ(爆)。

※私は各地で行われる地域振興策に金も落としていないくせにガヤガヤと騒ぐのは言語道断であると思っている。
観光資源の乏しい地域では如何にしてお金と若者を集めるか、この少子化人口減少東京一極集中時代では大きな問題なのである。
アニオタが増えれば若者を呼ぶためにそういった企画を出すし、韓流ファンが増えればテレビ局は視聴率を稼ごうと韓流ドラマを増やす。同じ理屈である。
確かに安易なキャラ・量産型の使い捨てキャラがゆるキャラを筆頭に増えてしまったことは問題であるが、その中でも本当にやる気がある物に対して「気持ち悪いから」や「○○に見える」と言った主観的な見方で真っ向から否定するのは市町村を否定するものである。終いには「誰がそんな田舎行くか」と愚弄する始末。そんな奴らとは意見を交わす必要はないのである。
勿論私はこの地域振興は賛成である。でなければ鉄道むすめに1年費やしたり、大津線に6回も行ったりしない(爆)。

P.A.Works

こちらは福井代表グラスリップと富山代表ture tears。
グラスリップは当サイトで放送前から舞台探訪をする(【第129話】ガラスハート)ぐらいには力を入れていたのだが、内容ついていけない視聴者ばかりで爆死の烙印を押されてしまったのが残念で仕方ない。

のと鉄道

一方先程の団体客はのと鉄道NT800形の中で昼食をとっていた。ツアーの中に組み込まれていたのだろう。
後ろにはのと鉄道NT100形もある。廃線となったのと鉄道能登線の藤波・蛸島駅の近くにも2両保存されているのだが、保存と言うより放置に近く荒れ果てているので、綺麗な状態のNT100形はここ穴水駅にしかない。

のと鉄道

こちらはこの後運行されることになる3両。何故か真ん中2両目が一般乗降扱いであった。

のと鉄道

貸切車両扱いののと鉄道NT200形 NT211。
輪島市出身の漫画家、永井豪の作品であるマジンガーZ、デビルマン、キューティーハニーが描かれたラッピング車両である。
肌の露出度はピカイチであるが、アンドロイドと悪魔と鉄の塊なのでやり玉には挙げられることはない。

のと鉄道

こちらはのと里山里海号用に10年ぶりに新造された、のと鉄道NT300形 NT301。
NT302は何処行った!?

車庫のほうを見てみると何やら見覚えのある車両がおったのでよく見てみると……

花咲くいろは
(友人提供)

おった(爆)。のと鉄道NT200形 NT202「劇場版花咲くいろは」ラッピングである。
車庫ですっぽりと動かない様子はどこか川でオオサンショウウオを見つけたかのような気分である。
この日(月だったような気がする)は検査か何かで引きこもり生活を送っていた。
ということで……


のと鉄道

強引に並ばせた(爆)。

のと鉄道

決して交わることのない2人。

のと鉄道

決して交わることのない3人。

のと鉄道

こう見ると16:9のテレビで4:3の映像を映す時に左右に出てくるアレのように思えてくる。

穴水駅

最後に跨線橋から。

鉄道むすめ

ここまで来た本当の目的を忘れてはいけない。
和倉ななおのスタンプを押し、駅隣接の穴水町物産館 四季彩々にてミニスタンプも購入、序でに花咲くいろはグッズも数点購入し、穴水に金を落としておいた。

一番印象に残っているのが、のと鉄道ラッピングイラスト等身大タペストリーという商品。
上記で紹介したP.A.Works北陸三部作のタペストリーで3種類あるのだが、一つだけ売れ残っていた。どれがとはもう言わなくてもわかるであろう(苦)。

この後は晴れていたら歩いて穴水を見て回る予定であったが大雨だったため、列車を一本早めて西岸へ向かうことにした。


能登鹿島駅

穴水と西岸の間にある能登鹿島駅。
春になれば桜の名所として沢山のカメラマンが訪れる。

西岸駅

湯乃鷺駅に到着した。

西岸駅

アニメ「花咲くいろは」に登場する「湯乃鷺駅」のモデルとなったことから設置された駅名標。
アニメが終われば取り外されてしまうと思いきや、今も尚残り続けそれどころか……

西岸駅

穴水方面ホームにも設置された。

西岸駅

黒板型駅名標。……いやこれは国鉄木製型駅名標か?
それでは駅舎の中を見ていこう。

まず目に入ってくるのが……

西岸駅

これ。
小指を立てるな!顔を赤らめるな!コラ画像が出回るぞ!と言いたくなる。

西岸駅
西岸駅
西岸駅
西岸駅
西岸駅
西岸駅

壁には花咲くいろはのポスターが所狭しと貼られている。
昔はオタクが何を調子に乗ったのか関係のない漫画やアニメのフィギュアが置かれたりして秘密の花園とは程遠い地獄絵図と化していたようだが、今年ようやく撤去されたらしい。
なんでも自分色に染めたがるオタク共にはいい薬になったであろう。いや、こんなところに関係ないものを置いていく輩だ、反省していないかもしれない。
ファンであるならば駅の環境美化にも取り組む必要があるだろう。
フィギュアを置いていく暇があるなら掃除でもして行ったらどうだ。

西岸駅

一方鉄道むすめは関係あったのでこの本は生き残った。
まさかこんなところで鉄道制服読本に出会うとは思いもせず、思わず読んだ(爆)。
状態はアホみたいに良い。

西岸駅

国鉄フォントは永遠に残さなければならない。

西岸駅

この時間にいるのも一時間少々なのでポスター撮影もそこそこに西岸駅の駅ノートに例のブツをさっさと貼る作業に取り掛かる。

西岸駅

今回はまんまこの角度を採用した。
中身が気になる人は西岸駅に行く例のページを見るといい。

西岸駅
西岸駅

尚、棚にはバックナンバーもあり小和田駅同様状態はいい。
ペラペラめくると某サイトの掲示板でよく見る名前の方もちらほらいた。

西岸駅
西岸駅

鉄道制服読本を熟読していた私も悪いのだが、写真を撮ったりノート作業をしていたりすると1時間はあまりにも短い。
周辺写真をあまり撮ることができなかったことが残念である。便利なきっぷができたことだし、また動きがあればふらっとくるかもしれない。

続いて能登中島駅へ向かう。


能登中島駅

とは言え能登中島は西岸の隣。すぐに到着。城端でも見られるこの駅名標、琺瑯(ほうろう)型駅名標という。テストに出るので覚えておくとよい。

能登中島駅

能登中島には演劇ロマン駅という愛称が付いている。由来は

演劇とは深い関係にある、俳優・仲代達矢氏との交流から生まれた能登演劇堂は、無名塾のロングラン公演の舞台として様々な公演が行われております。
また、その昔、越中国司であった大伴家持が能登へ巡礼した際には、この地にも訪れていくつかの歌を詠み残しています。

七尾線・能登中島駅



だ、そうである。

能登中島駅

後ろに留置されている青い車両は、郵便車 オユ10形である。

……サラっと言ったが現在では全国に2両しかない希少車であり、トンデモなく貴重な車両である。
名車・ゲテ車揃いの加悦鉄道にないのだからそのレアさがわかるであろう。

「イベントでは車内の一般公開も行っている」とのことであるが、何故かこの日は鍵が開いたままになっていたので「開いていたのでつい入っちゃいました」と言い訳を考えつつ見学させてもらうことにした(爆)。

能登中島駅

素晴らしい。
調べていくとどうやらこのオユ10-2565、元はオユ10-2045で1969年に新潟鐵工所で造られたもののようだ。
その後1976年、大宮で一般仕様車の酷寒地向けに冷房改造されオユ10-2565となっている。

見ての通り郵便物が入りっぱなしの状態で展示されているので試しに一つとカメラを向けてみると……

能登中島駅

なんと三次駅だった。
何の因果かやはり三江線に何としてでも乗らねばならぬと改めて誓った。

能登中島駅

記念スタンプは勿論押していく。
ついでに募金箱があったので末長い保存を願い、献金させてもらった。

能登中島駅

雨降りしきる能登中島駅。
花咲くいろはではヒロインたちが通う高校の最寄駅「小松崎」のモデルとなった駅でもある。

能登中島駅
能登中島駅
能登中島駅

外からだと郵便車に木や電柱のような邪魔が入らなかったので序でに撮っておいた。よくここまで綺麗に修復したものである。
それにしても雨、全く収まる気配なし。

能登中島駅
能登中島駅

広島の時といい、若干雨男になりつつあるのかもしれない。
そう言えば今年最初の見聞録は土砂降り、うどん食うために並べば大雨、映画を見ようとすれば雨であった(爆)。


次回へ続く!


No.217花散る独身、まだのれん 前編
場 所石川県 七尾駅~穴水駅~和倉温泉駅
日 時2015/11/17曇→雨
備 考のと鉄道株式会社
引 用花咲くいろは 1 [Blu-ray]
花咲くいろは 1 [Blu-ray]

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