【第11話】愛知県北設楽郡設楽町 宇連廃村 - 愛知

【第11話】愛知県北設楽郡設楽町 宇連廃村

【第11話】あいつは廃墟に恋してる

【第11話】あいつは廃墟に恋してる
2010年1本目。「2010年代に突入したしいつもとは変わった場所に行きたい」といういかにも失敗しそうな意気込みを持った元日。
お正月番組をBGVにネットでそれらしいところを検索していると、どうやら愛知県の奥三河に廃村があるらしい。
「これだ!!」もうそこに迷いはなかった。道は迷いそうだが。


新年のあいさつもそこそこに出発。
国道1号から国道151号を北上し、三河川合駅を過ぎると宇連ダム・鳳来湖が見えてくる。放置された廃車に興味を示しつつ細い道を進むと宇連廃村地帯に到着する。

途中分岐があったのでまずはまっすぐ進んでみると古びた木造家屋が見えてきた。人の気配はなかったが、まだ人が使用している雰囲気はあったので横切るだけにしておいた。

木造家屋に別れを告げ苔蒸した轍を少し歩くと諏訪神社が見えてきた。

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プラスチックでできた鳥居が修理されることなく一部破損したままなのが「廃」っぽい感じを醸し出している。

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手水場には真新しいミカンが供えられていた。

「昔住んでいた人が定期的に訪れて掃除したりしている……?」
などとそれっぽい推理をしておく。

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奥には立派な大木がそびえ立ち、その後ろに本殿がある。
人がいなくなってもなお威厳を保つその姿には頭が下がる。

参拝後周囲を散策するも、小川にかけられた朽ちた橋しか見つからなかった。
命の危険を感じながらも対岸に渡り斜面を捜索するも廃墟は全く見つからなかったので、絶望しながら最初の分岐点へと戻る。

分岐を左に進む。斜面捜索で体力をかなり使ったので坂道がキツイ。
雪が残る坂道を汗をかき息を上がらせながら上るオタ風男は流石に画にならない。

堕落した正月を送ったことに反省しつつ坂を登っていくとついに廃墟っぽい建物を発見。

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その名も「宇連山荘」。
山荘と言ってもかなり小さい。大人数で泊まることはできないだろう。
……その前にここで泊まることにメリットはあるのだろうか。
改修日が平成14年だったので少しは使う気があったのかもしれないが……。

(この山荘、5人で共有しているらしく、その中の1人の住所が知立市だった。愛知は意外と狭い)

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あまりにもダイナミックな露天風呂である(爆)。

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「これはやっと期待できるものが出てきた」とやる気が2割増し。
山荘を後にし、どんどんと奥に進むとついに宇連分校校舎が現れた。昭和42年廃校。

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当時の教科書。「物の運び方」に関する内容だった。ひらがなや挿絵・内容から見るに小学1年生用だろうか。

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校舎をある程度散策した後は名残惜しい気もしたが冬は日が落ちるのが早いので早々に退散。

帰りは宇連川沿いにあるうめの湯にてひとっ風呂。ちょうどこの頃から旅をしたあとは天然温泉へ足へ運ぶようになった。このあたりは00年代と変わったところである。


ちなみに後日知ったことだが、この他にも現存する廃墟が石垣の上に多くあったらしい。この学校を発見しただけで満足してしまったのが見逃してしまった原因である。
このあたりのツメの甘さは2000年代からまったく成長していない。またも反省。変わらなくてもいいのは廃墟を取り巻く環境だけである。

No.011あいつは廃墟に恋してる
場 所愛知県北設楽郡設楽町 宇連廃村
日 時2010/01/05
備 考-
引 用maiden\'s rest 『処女はお姉さまに恋してる』オリジナルサウンドトラック
maiden\'s rest 『処女はお姉さまに恋してる』オリジナルサウンドトラック

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