【第4話】愛知県 三河鳥羽駅~西浦駅 - 愛知

【第4話】愛知県 三河鳥羽駅~西浦駅

【第4話】ジェリーフィッシュの憂鬱

【第4話】ジェリーフィッシュの憂鬱
「畜生ッ!」
まだまだ寒い2月15日。
「せっかくの休日に三河湾で何やってんやろな」
「ハハハ、たまにはいいじゃないか」
せっかくの休日をしょうもないお散歩で終わらせた男達の悲しい物語を御覧ください。

昔は直通の特急蒲郡なんてのがあって、潮干狩りやうさぎ島・猿島、こどもの国へ行く際の利用で賑わったものだが、一転レジャーの多様化、人口減少、マイカー普及、JR東海の新快速輸送など様々な原因によって今は廃線の危機である。

夏草や兵どもが夢の跡
隣の三河海線(碧南~吉良吉田)のような廃線の悲劇は二度と御免である。

三河鳥羽駅

今では直通運転をやめ、ワンマン化してほそぼそと運行している蒲郡線、今日はその中のひとつの三河鳥羽駅が今回のスタートである。
ちなみに特急(急行も同様)の停車駅は吉良吉田 - 西幡豆 - 東幡豆 - 西浦 - 形原 - 蒲郡だったためこの駅は通過だ。正直言うと特急が廃止にならなかったら出会わなかった駅だと思う。

PAP_0116

何か目的があるわけでもなくただ「海でも見に行こうか」という気分でここまで来た。決して失恋したわけではない。
せっかく来たのでとりあえず友人を堤防に立たせてポーズをとらせる。好きにやらせた結果このような写真になったので(いつもは面白ポーズをとる)彼もこの時は色々悩みがあったのかもしれない。知らんけど(爆)。

ちなみにこの日、暖気が入り込んだ結果2月にもかかわらず最高気温が19℃もあった。これじゃあもう春の海である。

PAP_0114

トンビは時に食料を求め人を襲う。この日も私達の上空をうろうろしては「ピーヒョロロロロ……」と鳴いていた。
「食いものよこせ」なのか「ダッセー!」なのかはわからないが、馬鹿にしているのはわかる。
その時はヤケクソでハッハッハ!とそのトンビを笑いながら挑発していたが、3年後こいつからとんでもない仕打ちを受ける羽目になるとは、この時は思いもしなかった。(51話にて)

PAP_0113

閉鎖的水域で水質汚濁が顕著な三河湾と言っても、冬は比較的透明度がある。浅いというのもあるが。
奥にうっすら見えるのは梶島。シーズンになると潮干狩りで活気づく。というかラグーナ蒲郡から西の海岸では大体どこも潮干狩りムードになる。

PAP_0111

「こういうカーブっていいよね!」と意味のわからない価値観で撮った写真。
ぶらぶら旅という時は大体気分になりがちだ。

しかし今ならわからんこともない。よくわからんけど。

PAP_0110

アカクラゲがゆらゆらと泳いでいる。
「お前も俺たちと一緒だな」と声をかけるがクラゲの気持ちなんてわかるわけがない。ただ、クラゲに対して昔海水浴場の隅の岩場で「海月爆弾」と称してミズクラゲの死体を投げ合った過去があるため(第51話)「クラゲになら馬鹿にされても怒れないな」なんてことも思ったりした。
さすがにそういう気持ちになると木の棒でクラゲの傘をつっつく気分にもなれず、「トンビにもクラゲにも馬鹿にされて俺たちの立場本当にないな」とかなんとか勝手に思いつつ冬の三河湾を後にするのであった。


No.004ジェリーフィッシュの憂鬱
場 所愛知県 三河鳥羽駅~西浦駅
日 時2009/02/15
備 考西尾市観光協会
引 用涼宮ハルヒの憂鬱<「涼宮ハルヒ」シリーズ> (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱<「涼宮ハルヒ」シリーズ> (角川スニーカー文庫)

関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment