【新作の話】飯田線 豊橋駅~天竜峡駅 (中) - 最新ネタ

【新作の話】飯田線 豊橋駅~天竜峡駅 (中)


前回の続き。中編となる今回は為栗駅~天竜峡駅までを紹介する。

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為栗駅

2つ目の停車駅は為栗駅。ここではなんと4人も降りた。皆秘境駅旅人である。
降りてまず駅ノートの確認をしたが、ここにはノートが置かれていなかった。ノート目当ての旅人は注意されたい。

為栗駅

仕方ないので周辺散策をしようとホームを離れようとすると天竜橋の方向から「ブウウウウウン」と音がしたので見てみると、なんと水上バイクが天竜川を上っていた。普通電車より速そうだ。このあたりではよくある光景なのだろうか。

為栗

そして天竜橋。つり橋なので多少揺れるが、ハチの羽音に比べたらどうということはない。

為栗

濁った天竜川をぼーっと眺める。「遠いところまで来たな……」と深く息をつくしかない。
橋を渡り切り対岸の様子を調べようと思ったが、時間と体調を考慮しやめた。

定刻になり、下り電車が為栗駅に入線してきたので乗り込み、天竜峡駅を目指す。
また、この日は飯田線の駅ノートの調査も兼ねていたので降りない秘境駅、田本・千代駅の駅ノートは車内から目視で確認。

……んが。

田本n

田本駅はよくわからない状況になっていた。ペンが置いてあるので昔と変わらずノートは置いてあると思われるが……。

なお千代駅ではベンチに野ざらしで一冊置いてあった。

天竜峡駅

暫くして天竜峡駅に到着。
天竜ライン下りを紹介する妙に日本人ぽくない顔をしているマネキンが出迎えてくれる。

天竜峡駅

天竜峡駅舎。
1927年に伊那電気鉄道「天竜峡」駅として開設され、国有化、JR継承。
1990年の温泉発掘を契機に駅舎改築、2代目となり今に至る。
観光客を意識した作りなのか駅舎上部にはステンドグラスもあり解放感があるのも特徴だ。
またかつては駅売店・駅そば店があったそうだ。

天竜峡駅

踏切から乗ってきた313系を飯田方面に撮る。
なぜかよくわからないが、この構図、かなり気に入っている。

さて、折角天竜峡まで来たので簡単ではあるが渓谷美を拝ませてもらうことにしよう。
案内に従い、整備された遊歩道を数分歩いていく。

天竜峡

大きくせり出した岩は天竜峡のシンボルであり天竜峡十勝の一つ「龍角峯」。
間近で見るととても迫力があったのだが、今年で7年目を迎えるコンデジくんと私の撮影スキルではその迫力が伝わらないのが残念だ。

天竜峡

右のほうに見える姑射橋と比較すると龍角峯の大きさがわかって頂けるだろうか。

天竜峡

姑射橋を目指して整備された遊歩道をさらに歩く。
新緑が気持ちいいが、こういうところでは注意力が散漫になると思わぬアクシデントに見舞われることになるので注意されたい。(理由は後ほど……)

天竜峡

姑射橋に到着。幸せの鐘なるものがあったので健康を願って鐘を鳴らさせてもらった。カランカランという心地よい音が渓谷に鳴り響く。

天竜峡

幸せの鐘の隣には昇龍泉というものがあった。

開運・・・龍のごとし
延命・・・仙人のごとし
若返り・・・美人のごとし

だそうであるが、傍に水質検査成績書がぶら下がっているのを見ると現実に引き戻されるというか、なんとも言えない気持ちになる。世知辛い世の中なので仕方のない事ではあるが。
正直、解放された水飲み場の水質よりも誰が使ったか、だれがいつ置いたのか分からないコップを使って水を飲むという行為のほうが危険であるような気がしてならない。
……ということで私は手で昇龍泉を一口頂戴した。冷たかった。

天竜峡
天竜峡

姑射橋を真ん中あたりまで渡り、ついさっきまで撮っていた龍角峯方面の風景をボーっと眺める。
この後は橋を渡りきり来た道と違うルート、つまり一周して(途中には龍角峯展望台もある)天竜峡駅まで戻ることも考えたが一周40~50分かかるとのことだったので時間と体調を考慮し来た道を戻るルートにすることにした。
この決断が後に大変なトラウマを生むことになる。


天竜峡

帰り道。この写真を撮った時は気付かなかったがヤツは確かにそこにいた。

天竜峡h

アオダイショウである。
気付いたのは写真左の「落石注意!」をこえたあたり。
上のほうばかり見ていてふと足元を見たら唐突に視界に現れたアオダイショウに思わず、
「ウ↑ォッ!!!!」と半オクターブぐらい上がった情けない声を出してしまい、渓谷に響き渡ってしまった。

その声にビビったのか(※ヘビに聴覚はありません)ただの気分屋だったのか、服の色に危険を感じたのか、アオダイショウは崖方向に方向転換したのでスキをみて猛ダッシュ。見事に危険を回避した。

ご存知の方もいるかもしれないが、私は虫や爬虫類が大の苦手な軟弱者である。
秘境駅での「マムシ注意」には十分な対策をしていたものの、まさかここで出るとは……と言った気分であった。(山間部なことを失念していたこちらに非があるのは言うまでもない)

天竜峡駅

アオダイショウの姿を脳内に引き摺りつつもなんとか天竜峡駅まで戻ってきた。
車や人、鉄道があると遭遇率は格段に下がるので安心できる。
さて、次はこのワンマン天竜峡から普通豊橋に行き先を変える313系に乗って愈々小和田駅である。

……何度でも言うがこの構図、かなり気に入っている。

次回に続く!
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