暖流乗りて「かげろう」求むる旅人よ - 雑記

暖流乗りて「かげろう」求むる旅人よ

2015-0409-1.jpg

紀伊半島の玄関口、和歌山駅。南紀白浜、熊野古道、紀伊勝浦、串本……老若男女が様々な旅の理由を持って特急くろしおに乗る。
紀伊半島ほど魅力溢れる土地はない。大阪という世界に誇る大都市が目の前にありながら、そこに存在する多くの歴史や自然はまさに奇跡と言える。

2015-0409-2.jpg

さて、この381系は9月には撤退が予定されている。
台風と夏のレジャーひと段落ついた秋・冬に熊野フリーきっぷを使って紀伊勝浦で撮影しようと思っていたが、その時にくる車両は新型である。
だから今のうちにこの車両の雄姿をカメラに遺そうと思った。ちょうど15年前の9月には夜行快速新宮行きが消えた。9月は悲しい月だ。我々東海の人間にとって白浜というのは近いようで遠い地だ。東京のように直通飛行機があるわけでも、横浜のように夜行バスがあるわけでも、関西圏のように直通高速バスがあるわけでもない。特急は紀伊勝浦・新宮止まり。
私みたいな時刻表初心者には「新幹線に乗って新大阪でくろしおに乗り換える」「近鉄名古屋~大阪難波→高速バス」ぐらいしか思いつかない。
これだと旅情はくろしおでカバーできるが、朝着のような時間の有効活用ができない。(とは言っても新宮夜行が白浜に到着するのは26時台。それはそれでつらいものがある。)

話が逸れた。
げろしおと言われようともオンボロと言われようとも走り続ける国鉄車の勇ましい姿。時代が進もうとも特急の旅はやはり国鉄車に限る。
そういえばこの旅の最中「国内在来線で最速を出せるやつってどいつだろう?」という疑問が突然湧いた。その時は答えが出なかったが、後から調べてみると「1985年11月25日に湖西線で高速試験を行った時に179.5km/hを出した381系」(はくたかは160km/h)とあった。やっぱりこいつはすごいやつだ。
関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment